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【横浜市】ひとひねりのセンスが光るパンが勢ぞろい! 元町のベーカリー「O to U(オートウー)」

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

パンマニアの間でもファンが多い横浜元町の名店「O to U(オートウー)」

2019年11月にオープンして以来、雑誌やテレビなどメディアにも引っ張りだこの人気店です。

店名のアルファベットが意味するのは、O=おもて、U=うら。
異なるもの同士を組み合わせておもしろいパンをつくる」をコンセプトに、ひとひねりのセンスが光るパンが並びます。

11時台に訪問するとすでに売り切れのパンもちらほらありました。

店主の薄井さんに伺ったところ、やはり1番人気は「あんぱん」だそう。

おすすめのあんぱんをはじめ、いくつか購入したパンをご紹介します。

「あんぱん」

「あんぱん」 260円(税込み)
「あんぱん」 260円(税込み)

小ぶりのブリオッシュ生地にたっぷりの自家製粒あんがサンドされ、タスキをかけた風貌が何とも愛らしいですね。

ひと口目から、あんこの美味しさに感銘...!

サトウキビ100%の純黒糖で炊かれたあんこは、甘さ控えめでありながら風味がとても豊か。

さらに、あずきの粒感・ほっくり感に思わず「あんこ、うまっ…」と唸ってしまいました。

あんこの美味しさもさることながら「程よい甘さがあってバターと卵のリッチな風味もある、ブリオッシュって良いよね〜」と、パンの美味しさにも気付かされる。

パンとあんこがお互いが引き立て合う「あんぱん」です。

「抹茶とカシス」「あんこフランボワーズ」

「抹茶とカシス」「あんこフランボワーズ」各260円(税込み)
「抹茶とカシス」「あんこフランボワーズ」各260円(税込み)

しっかり焼き込まれた折り込み生地にサンドされているのは、抹茶クリーム…ではなく、抹茶と白あんを混ぜ合わせた「抹茶あん」です。しっとりした餡の舌触りに、ザクザク生地のハードな食感が相まって、ほんの少しカシスのきゅんとした酸味がアクセントになって…素晴らしい三重奏の構成でした。

もう一つは、あんことフランボワーズの組み合わせ。意外すぎる取り合わせですがこちらの三重奏も絶品!

同シリーズの「クリとレモン」も次回ぜひいただいてみたいです。

「シナモンロール」

「シナモンロール」 260円(税込み)
「シナモンロール」 260円(税込み)

コロンとアイスクリームのような可愛いシルエットのシナモンロール。クリームチーズフロスティングには、バニラビーンズやホワイトチョコも使用されているそう。

シナモンの芳醇な香りを主役にしながら、バニラが優しくふわっとよぎり、ホワイトチョコのコクのある甘さがひろがります。

生地は、たっぷりのフロスティングとのバランスを考慮して少しバターを減らしているという、計算しつくされた奥深いシナモンロールです。

「たまごぱん」

「たまごぱん」270円(税込み)
「たまごぱん」270円(税込み)

惣菜パンの定番卵サンドも、オートウーさんはひと味違いました。サンドされているのは卵、というより、タルタル

「たまご自体がシンプルな味なのでタルタルの味はちょっとこだわりました。フレンチ系のタルタルをベースにピクルス、ケーパーで酸味を、パセリで香りを、粒マスタードで酸味、香りをより引き立つように、色々な味を複雑に味わえるように仕上げました」と、店主薄井さん。

こだわりのタルタルをサンドし、仕上げにバーナーで炙って香ばしさを引き出したビストロ感たっぷりのたまごぱんは、小ぶりながらとても充実感のある一品です!

うらとおもての組み合わせは、意外性の後に押し寄せる感動そのもの。

おいしい記憶に思いを馳せ「今度はいつ並ぼうかな」と考えてしまうのです。

O to U(オートウー)
住所:横浜市中区元町1-54リブレ 2F
営業時間:9:00-17:00
定休日:月・火(祝日の場合は営業)
公式Instagramはこちら(外部リンク)

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」編集長/日本ナポリタン学会会員

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