「PCエンジンミニ」発表、「もともと小さいのにミニとは」とツッコミ多数
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/okadayuka/00129829/top_image.jpeg?exp=10800)
1987年に発売された家庭用ゲーム機「PCエンジン」を縮小し、「イース I・II」など人気ゲームタイトルを内蔵した「PCエンジン mini」が6月12日にコナミデジタルエンタテインメントから発表され、往年のゲームファンから歓迎の声が上がっています。
![PCエンジン mini公式サイトより](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/okadayuka/00129829/image02.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
![現時点で発表されている収録タイトル(PCエンジン mini公式サイトより)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/okadayuka/00129829/image03.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ただ、PCエンジンはもともと、サイズの小さなハード。ファンからは「ミニ化したらどれだけ小さくなってしまうのか」「消しゴムサイズか?」なんてツッコミも上がっています。
PCエンジンは、任天堂がファミリーコンピュータを発売(1983年)した4年後、ファミコンに対抗すべく、NECホームエレクトロニクス(当時)がハドソン(当時)と共同開発したハードです。当時としては高性能で、CD-ROMにも対応するなど、システムとしても画期的でした。
また、カートリッジに「HuCARD」(ヒューカード)というカード型メディアを採用して本体サイズを抑え、小型だったのも特徴。PCエンジンmini公式サイトでも「当時としても驚異的なコンパクトさを誇った」と書かれています。
![「当時としても驚異的なコンパクトさを誇った「PCエンジン」をひとまわり小さくスケールダウン」という(PCエンジン mini公式サイトより)](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/okadayuka/00129829/image01.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
では、どれぐらいのサイズだったのでしょうか。公式の情報は見つけられませんでしたが、「ゲーム業界.com」というサイトによると、140×135×40ミリ。郵便ハガキの長辺が14センチですから、なかなかコンパクトです。
PCエンジン miniの詳細なサイズは明かされていませんが、初代PCエンジンより「一回り小さい」そうです。公式サイトを見ると、女性の片手にすっぽり入るサイズのようです。女性の手のサイズ(手のひら幅が平均7センチぐらい)を考えると、10センチ四方ぐらい――かもしれません。
ちなみに、PCエンジンを開発元したNECホームエレクトロニクスとハドソンは、現在は存在しません。NECホームエレクトロニクスは2001年に解散、ハドソンはコナミデジタルエンタテインメントに12年に吸収合併されました。今回のminiの発売元がコナミデジタルエンタテインメントになっているのは、そのためです。