頑張らない、疲れない家事のすすめ!片づけのプロがやめてラクになった「やめ家事」5選
【暮らしをラクにする】整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。朝から晩まで掃除や洗濯、片づけなどたくさんの家事に追われていませんか?暑い毎日、頑張りたくない!疲れたくない!そう思ったら苦手な家事は思い切ってやめるのも一つの方法です。今回は、片づけのプロとして実際にやめた家事を5つご紹介します。
1.洗濯物を畳むのをやめました
皆さんは洗濯物をハンガーから外して山積みにすると、畳むのが面倒だな…と思ってしまうことありませんか?洗濯物とひとことで言っても「洗濯物を洗う→干す→取り込む→畳む→片づける」という一連の動作があるので大変な作業ですよね。
以前、洗濯物は畳む収納をしていたのですが、「動線を考える」という整理収納の基本を学び、ハンガー収納に変えました。ハンガーで干した洗濯物をそのままクローゼットに収納するので、洋服の分だけハンガーが必要になりますが、ハンガー収納は実は家事の時間短縮にもつながるのです。
畳む手間が省けるだけではなく、洋服を着る時も、引き出しを開け閉めする手間も省けるので毎日のコーディネートもラクになりますよ。
ハンガー収納に変えてから、今までの畳んで引き出しに収納する苦労は何だったのだろう…と思うことばかり!ぜひ、洗濯物を畳むのが面倒に感じている方は、ハンガー収納を取り入れてみてください。
2.細かく分けて収納するのをやめました
整理収納の基本に「まず初めに全部出す」→「分ける」→「収める」という手順がありますが、今使っているモノをどのように「分けるか」がとても重要です。使う頻度で分ける、使う場所別で分ける、種類で分けるなど様々な分け方がありますが、片づけが苦手な方には「細かく分けすぎない」ことをおすすめします。
細かく分ける収納が得意であればまったく問題ないのですが、細かく分けて収納することでストレスを感じるのであれば、やめましょう。そういう私も、子どものおもちゃ収納に悩んでいた時、SNSで見た「見せる収納」にあこがれて細かく分けて収納していたことがありました。
しかし片づける時に私だけはなく、子どもも片づけにくい様子であることに気づき、「ざっくり収納」に変えたのです。結果、ストレスなく親子で片づけられるようになりました。
見た目の綺麗さも大事ですが、「見た目」より「使いやすさ」を重視すると暮らしがとてもラクになりますよ。
3.部屋をリセットする回数を減らした
皆さん、部屋のリセットは1日何回していますか?筆者は育ってきた環境もあり、朝出かける前、夕食前、入浴前、寝る前…といったように何回も片づけをしていました。それがあたり前と思っていたのですが、結婚して子どもが生まれると、片づける一方ですぐに部屋が散らかりストレスの毎日。
頑張らない、疲れない家事のすすめは「家事のハードルを下げること」。「リセットするのは寝る前だけ!」と頻繁に片づけるのをやめたら、気持ちがとてもラクになり、時間も有効的に使えるようになりました。
家族構成や暮らし方によって、リセットをする回数は変わってきますが、片づけがストレスになっている方はぜひ、片づけの回数を見直してみるのも解決方法のひとつですよ。
4.年末の大掃除をやめました
年末の大掃除はお正月の神様である歳神様(としがみさま)を迎えるためという意味がありますが、「夏や秋に大掃除をしたほうがラクで汚れも落とせる」という理由で、年末の大掃除をやめました。理由は、からです。
油汚れは、水よりお湯で落としたほうが簡単に落ちるのでファンなどの掃除は気温が高い夏が最適と言われています。また、湿度の多い夏に発生したカビは秋の早い段階で対処しておくと、冬の結露によってカビが増える環境を防ぐことができます。このように、家事の効率を考えて大掃除を分散することで、12月の忙しい時期に一気にまとめて掃除をするより負担を減らせるのです。
汚れは放っておけばおくほど、落とすのが難しくなります。だからこそ、日ごろからのちょこちょこ掃除が大事!暮らしをラクにするためにも、大掃除は分散することをおすすめします。
5.1人で家事を頑張るのをやめました
皆さんは家事を1人で頑張りすぎていませんか?かつての私は、家事・子育て・仕事すべてを1人で頑張らなければ…と思っていました。主婦だからこうするべき、家事はこうあるべき…と高い目標を設定していたように思います。
1人で頑張っても疲れるだけで何も解決しない日々。そんな時、「お手伝いは家族のコミュニケーション」と学び、家族とやり方を共有したら、家事シェアができるようになったのです。
結果、気持ちがラクになり、暮らしもラクになりました。毎日の家事で大事なことは、ストレスを溜めないこと!1人で頑張らないでくださいね。
さいごに
片頑張らない、疲れない家事のすすめ!片づけのプロが暮らしをラクにするためにやめた家事をご紹介しましたが、いかがでしたか?発想の転換で暮らしはラクになります。毎日、あたり前のようにしている家事でも「本当に必要?」と立ち止まって考えてみると、意外と手放せる家事があるかもしれません。皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
田中ゆみこ 整理収納アドバイザー/時短家事コーディネータ―
4人家族(夫・息子2人)で戸建て暮らし。北陸を中心にこころと暮らしを心地よくする「整理収納×時短家事」をご提案しています。インスタグラム(@tanaka__yumiko)では、暮らしのイライラの整え方について不定期に更新中。
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