カビ対策は梅雨前がおすすめ!必ず掃除しておきたい4つの場所と対策
整理収納アドバイザーの田中ゆみこです。間もなくやってくる「梅雨」の季節。梅雨のお悩みと言えばやはりズバリ!「カビ」ですよね。梅雨に入ってからカビ対策をするのは手遅れ!今回は梅雨前に済ませておきたい「カビ対策4つの場所」をご紹介します。
1.クローゼット
梅雨前にカビ対策をしておきたい場所、1つ目はクローゼットです。皆さんの家のクローゼット、洋服を隙間なく収納していませんか?衣類を詰め込んだ引き出しや衣装ケース内は気温や湿度が上昇し、カビが発生しやすくなるので要注意!クローゼット内のホコリやカビはダニの栄養源になるからです。
梅雨前に一度、クローゼットの中や引き出しや衣装ケースの中の洋服を取り出して、きれいに掃除しましょう。衣替えのタイミングで掃除をするのがおすすめです。
冬物の衣類を片づける前には、しっかりと洗い完全に乾かすことが大切です。理由は、衣類に付いた汚れはカビを発生させてしまうからです。実は筆者も失敗したことがあり、気が付いたら洋服がカビていたということがあるのですが、一度でも袖を通した洋服は必ず洗濯してから収納してくださいね。
着ない洋服は手放して、ゆとりあるクローゼットをつくると湿気が溜まりにくくなります。カビを寄せ付けない環境をつくりましょう。
2.浴室
梅雨前にカビ対策しておきたい場所、2つ目は「水回り」です。特に浴室は必ずカビ対策をしておきましょう。浴室の掃除を放置すると、汚れが溜まり、どんどんが落ちにくくなってしまいます。カビの大好物である「水アカ」は固まってしまうとなかなか汚れが落とせません。
カビが発生しやすい浴室の床や壁、カラン周りをしっかり掃除することで梅雨時にカビの発生を抑えることができます。キレイな浴室にして梅雨を迎えましょう。
3.洗濯機
梅雨前にカビ対策しておきたい場所、3つ目は「洗濯機」です。
梅雨の季節によく見られる洗濯物の生乾きの臭いの原因は「繁殖した雑菌」です。カビは温度が25度前後、湿度が60パーセント前後の時に、最も繁殖すると言われています。
生乾き臭を防ぐにはポイントが2つあります。①洗濯で雑菌を落とすことと②できるだけ早く乾かすことです。でも実は、洗濯の前にもっと大事なことがあります。それが「洗濯機の掃除」です。皆さんは定期的に洗濯機の掃除をしていますか?
特に洗濯槽の裏に雑菌やカビが繁殖しやすいので、洗濯機をキレイにしておかない雑菌がついたまま洗濯することになってしまうのです。洗濯物の嫌な臭いの元となるカビや雑菌を溜めないためにも、梅雨入り前には洗濯機をキレイに掃除しておきましょう。
4.冷蔵庫
意外と忘れがちな場所が「冷蔵庫」です。実は冷蔵庫にもカビが発生するって知っていましたか?冷蔵庫にカビが発生する理由は、「ドアの開け閉めによって温度や湿度が上昇する」「食べ物の汁や残りカスが栄養分になる」「低温でもカビは活動している」からです。
冷蔵庫のカビを落とすにはアルコール除菌スプレーがおすすめ!
汚れはこまめに拭き取ったり、賞味期限や消費期限切れの食材がないか整理をして常に冷蔵庫内をキレイに保っておきましょう。
さいごに
今回は、梅雨入り前に済ませておきたい!「カビ対策4つの場所」をご紹介しました。
他にも押し入れやシューズクロークなどもキレイにしておきたい場所ですが、どの場所でもこまめな換気が一番大切です。天気の良い日には各部屋の風通しを良くして、気持ちよく梅雨を乗り切りたいですね。皆さんの暮らしの参考になれば嬉しいです。
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