空手に興味がある方、武道を習ってみたい方、「日本武道空手道 誠眞会」に入会してみませんか？　何と、極真空手や他流派空手など武道経験豊富な3名の指導者が、月1,000円で教えてくれる空手道場が、南部コミュニティセンター2階の軽運動室で開かれています。

稽古時間：日曜日9時～11時

こちらの道場を開かれているのは、次の3名の先生です。

・代表　　西 英（にし ひでる）先生
・副代表　白井 泰樹（しらい やすき）先生
・師範　　阪口 禎久（さかぐち よしひさ）先生

最初は、武道経験者の男性が集まり「おやじ倶楽部」として2006年に発足。そのうち会員のお子さんが入会し、そのお友だちが入会し…と会員が増えていき、現在の年齢性別不問の空手道場「誠眞会」となりました。

「誠眞会」は大きな連盟には属せず、さまざまな流派のよいところを取り入れる、自由で柔軟性のある道場です。

指導者のみなさんは、空手を習って強くなることよりも、「自分で自分を、そして周りの人を守れるようになってほしい」とおっしゃいます。

子どもたちには、礼儀を身につけることはもちろん、空手を通して痛みを知り、「いじめられない、いじめない人になってほしい」と指導しているのだとか。ふだんの生活や学校生活では、なかなか体験できないことを学べる場なのだと感じました。

現在入会しているのは、小学2年生から上は70代の方まで。入会のきっかけも人それぞれです。

例えば小学2年生の女の子は、名探偵コナンの蘭姉ちゃんに憧れて、空手を習おうと思ったそう。そして今は、付きそううちに空手のカッコ良さに魅せられたお母さんも、一緒に通っているのだとか。

高校生の女の子は、中学時代に不登校を経験して体力が落ちたこともあり、体を鍛えようとポスターを見て入会したそう。「月1,000円なら自分のお小遣いでも大丈夫」というのが決め手となったそうですよ。

4人のお子さんをもつお母さんは、3人の息子さんと共に入会。息子ばかりなので、将来負けないように強くなりたいとのこと。末の娘さんは現在3歳なので、もう少し大きくなったら、一緒に習われる予定なのだとか。

「目標は黒帯です」と笑顔でおっしゃっていた姿が印象的です。お稽古中もひときわ大きな声を出して、とても熱心に練習されていました。

大人の男性のみなさんは、ほとんどが武道経験者。みなさん経験者だけあって、組手の練習はかなり迫力がありました！

さまざまなレベルの方たちが集まっていますが、一緒に練習できるところは一緒に、組手などでは別々になど、安全性を十分考慮し指導されています。

自由な雰囲気ではありますが、真面目にやらないとケガをしてしまいますから、もちろん厳しさもあります。でも無理をせず自分のペースでがんばればいいとおっしゃいます。お稽古は2時間みっちりあり、みなさん適度に水分補給しながら、汗を流されていました。

「礼に始まり礼に終わる」大変清々しいお稽古を見せていただくことができました。

指導者のみなさんは、地域貢献や青少年育成という気持ちからボランティアで指導されています。そのため、破格の金額で空手を学ぶことができます。興味をもたれた方は、ぜひ気軽に道場の門をたたいてくださいね。

お問い合わせは、上記写真ポスターの西代表、または白井副代表へお電話ください。また、見学や体験は直接、南部コミセンまでお越しください。

ただし、基本的に毎週日曜日9時～11時ですが、イベントなどで南部コミセンが使えないこともあります。心配な方は、事前に日程をご確認ください。