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ハズレのさくらんぼを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授

青髪のテツ野菜のプロ

こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。

暑い日が続いていますね。みなさん体調崩されていないでしょうか?

これからの時期は、八百屋の果物コーナーでは春の売り場から、メロン、スイカ、さくらんぼなど夏が旬の果物を中心とした売り場に変更していかないといけません。みなさんはこの時期どの果物をよく食べますか?

この時期、大人気の果物といえばさくらんぼです。お客様に話を聞いてみても、さくらんぼが嫌いという話はあまり聞いたことがありません。ただ、さくらんぼって当たり外れが多い果物なんです。

そこで今回は「新鮮でおいしいさくらんぼの選び方」を紹介します。

新鮮でおいしいさくらんぼの選び方

先ほどさくらんぼは当たりはずれが多いと言いましたが、その理由は鮮度劣化が早いことにあります。どのくらい傷みやすいかというと、朝きれいなさくらんぼを売り場に陳列したとして、夕方にチェックすると傷んでいることがざらにあるという感じです。

なので、さくらんぼ選びは鮮度チェックが重要なんです。

それを踏まえて、さくらんぼ選びのポイントを3つ紹介していきます。

さくらんぼは皮の色で選ぶ

さくらんぼを選ぶときは、最初に「皮の色」に注目しましょう。

さくらんぼは皮が赤く色づいているものを選ぶと良いですよ。太陽の光をたっぷりと浴びて育ったさくらんぼは、皮の色が鮮やかな赤色に色づきます。このようなさくらんぼは甘味も増している可能性が高いんです。

ただ、黄色いものが悪いというわけではありません。真っ赤に染まったものと、黄色っぽいものが並んでいるときは、赤いものを選んだ方が良いという程度の認識で大丈夫です。

茶色く変色していたり、透明っぽくなっているものは鮮度劣化が進んでいる証拠なので論外です。パックは透明ですが、外からでは意外と傷みを見分けるのが難しいのでよくみて確実に避けるようにしましょう。

さくらんぼは皮のハリやツヤで選ぶ

次にさくらんぼの皮のハリやツヤに注目しましょう。

皮が萎びているさくらんぼは、収穫から時間が経ってしまい、中の水分が抜けてしまっています。

皮がツヤツヤとしてシワがないものを選んでくださいね。

さくらんぼは軸の色をチェック

最後に軸の色にも注目してください。

軸の色が鮮やかな緑色をしているさくらんぼは鮮度が良いです。

一方で、黒っぽくなっていたり、萎れてしまっているものは鮮度劣化が始まっています。

さくらんぼの選び方まとめ

今回は「新鮮でおいしいさくらんぼの選び方」を紹介しました。

ぜひ今回紹介した方法を使って、この夏たくさんさくらんぼを食べて頂けると嬉しいです。

他にも「八百屋直伝!とろける甘さのマスクメロンの選び方」や「新鮮でおいしいシャインマスカットの選び方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。

野菜のプロ

現役の八百屋。歴は10年です。ブログ「やさいのトリセツ」運営者。書籍「野菜売り場の歩き方」と「おいしい野菜まるみえ図鑑」「マンガでわかるやさいのトリセツ」好評販売中。Twitterフォロワー75万人を超えました。

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