【福岡市西区】福岡の酒蔵「杉能舎」さんに行ってきました。
お散歩ライターの石井つかさです。
今日は、福岡市西区にある酒蔵「杉能舎(すぎのや)」さんにお邪魔しました。
ここ杉能舎さんは明治3年創業で、153年もの歴史を誇る酒蔵です。
また、1994年の酒税法改正の際に他社には先駆けて地ビールを発売されたそうです。150年以上の歴史があるだけでなく、最新の動向もしっかりチェックして、時代の流れにも乗っているのはすごいですね。
杉能舎さんは、もともと江戸時代に糸島半島の庄屋さんとして知られていて、余った年貢米でお酒を醸造しており、1870年に浜地酒造として創業しています。その後、創業者の濱地新九郎さんが、福岡城で行われた薪能に心酔し、杉の大木を使った能舞台を作ったことから「杉能舎」と呼ばれるようになったとのことです。
スタッフの方にお話を伺った後、資料館を見学させていただきました。
見たことのないような日本酒造りの道具を見て、少し疲れたら無料の休憩所もあります。
穏やかに光が差し込む作りのスペースで、ゆっくりくつろぐことができます。
休憩所を出たところには生ビールも販売していますので、先にビールを買って休憩するのも良さそうです。ちなみに筆者は車だったので、この日はクラフトビールを飲むことはできませんでした。残念です。
売店コーナーには日本酒、ビール、甘酒など杉能舎さんで造られたお酒がたくさん並んでいます。
またお酒で賞を取っているようで、賞状も展示してありました。
普段日本酒は飲まないのですが、こういった賞状を見ると飲んでみたくなります。
同じ売店コーナーに、気になるものがありました。
見てみると、5代目蔵元の次男、浜地真澄さんがピッチャーとして阪神タイガースで活躍されているようです。
ここはランチも人気なのですが、この日はあいにく夕方近い時間だったため、ランチをいただくことはできませんでしたが、ビアテラスを撮影させていただきました。ここでビールを飲みながらくつろげたら最高でしょうね。
駐車場の前にビール仕込蔵があったのですが見学はNGということなので、窓の外から中の写真を撮らせていただきました。
駅からは少し離れていますが、駐車場も完備してありますので大人の社会科見学として、一度「杉能舎」さんを訪れてみてはいかがでしょうか。ハンドルキーパーの方はノンアルコールの甘酒もあるので安心です。