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【小学生】ずるをする子に効果的だった!正直で誠実な子に育てるために教師が実践した3つの方法

ナナホシ教育/子育て/学校

「また嘘をついて...」と、お子さんの行動にイライラしてしまうママも多いのではないでしょうか。ずるをする子どもは、自分の行動の影響を十分に理解できていないことが多いのです。今回はずるをする子どもの共通点と対処方法を解説します。

ずるをする子の傾向

ずるをする子どもには、自信が低く、失敗を恐れる傾向があります。また、周囲の期待に応えようとするあまり、嘘やごまかしに頼ってしまうことがあります。さらに、正直でいることの大切さを十分に理解していない可能性もあります。それでは、こういった子どもへはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。

1. 正直な行動を具体的に褒める

ずるをせずに正直に行動できたときは、具体的に褒めましょう。小さなことでも認めることで、正直であることの価値を実感させます。これにより、正直な行動が習慣化していきます。

効果的な声かけ例

「難しい問題も自分で考えて解けたね。正直に頑張る姿勢がすばらしいよ」

NGな声かけ例

「やっと正直にできたの?当たり前でしょ」

2. 正直貯金を導入する

正直で誠実な行動をしたときに「正直貯金」をしましょう。ポイントをあげる時に褒めてあげます。たまったポイントは見えるところに貼っておくとよいでしょう。これにより、正直な行動が具体的に見えるようになり、子どもの動機付けになります。

効果的な声かけ例

「今日も正直に行動できたね。誠実ポイント1点ゲット!」

NGな声かけ例

「ポイントが欲しいからって、見せかけだけで正直にしても意味ないわよ」

3. お手本を示す

親自身が正直で誠実な行動のお手本になりましょう。失敗したときに正直に認める姿を見せたり、約束を守る大切さを実践で示したりします。子どもは大人の行動を見て学ぶので、身近な大人の姿勢が重要です。

効果的な声かけ例

「ママ/パパも間違えちゃったけど、正直に謝ったよ。すっきりした気分だな」

NGな声かけ例

「大人はいいの。子どもは正直にしないといけないの!」

まとめ

ずるをする子どもには、具体的な褒め方、正直貯金、ロールモデルの提示が効果的です。叱責するのではなく、正直で誠実な行動の価値を実感させ、それを習慣化させていくことが大切です。すぐに変化が見られなくても、焦らず根気強くサポートしていきましょう。正直さと誠実さは、長期的に見て子どもの人生を豊かにする重要な資質です。

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