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【仙台市】仙台の「ドラゴンクエストウォーク」勇者が、期間限定おみやげ「すらいむべほまずんだ餅」を解説

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛するスマートフォン向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク(以下、DQW)」のイチ勇者、兼号外NETライターの長谷川誠です。

はい、そこ! いい年して勇者とか言ってる…とか騒がない! DQWをプレイしている方はすべからく全員「勇者」なんですから、何も恥ずかしいことなんかありません。胸を張って「私は勇者です」と言っていいんです。言うべきなんです。いや、言っていきましょうよ。ねえ。

と、何を冒頭から熱く語っているのかと言いますと…

こちらの「すらいむべほまずんだ餅」が2023年3月17日(金)より販売開始となったからなんですね。

DQWとあの「萩の月」で知られる菓匠三全さんの系列店ずんだ茶寮さんがタイアップすることで誕生したずんだ餅。数々のメディアでも取り上げられているので、既にご存じの方も多いことと思います。

発売日当日の3月17日(金)、JR仙台駅2階のNewDays仙台8号店の様子
発売日当日の3月17日(金)、JR仙台駅2階のNewDays仙台8号店の様子

何やら可愛らしいずんだ餅が期間限定で発売されたとあって、発売日の3月17日(金)には

当日販売分完売御礼のお知らせ
当日販売分完売御礼のお知らせ

販売店舗によっては当日分が完売。菓匠三全さんの公式オンラインショップにおいても、発売日当日中に完売となっておりました。

菓匠三全公式オンラインショップ

新幹線の入口付近にある「JR仙台駅3階催事場」の様子
新幹線の入口付近にある「JR仙台駅3階催事場」の様子

ちなみに私がJR仙台駅内の販売店舗を巡ったのは、3月17日(金)の14:00台。このタイミングでは、まだ当日販売分が残っている所がありました。

S-PAL仙台の地下にある「菓匠三全銘品館エスパル仙台店」の様子
S-PAL仙台の地下にある「菓匠三全銘品館エスパル仙台店」の様子

話題の商品ということで「お一人様2個まで」という購入制限がかけられていましたが、何とか無事に

長谷川誠の自宅にスライムベホマズンがあらわれた!
長谷川誠の自宅にスライムベホマズンがあらわれた!

1箱購入することができましたとさ。めでたしめでたし。

と、無事にハッピーエンドで筆を置きたいところですが、何とか発売日当日に「すらいむべほまずんだ餅」を入手することができ、落ち着きを取り戻したワタクシ。ふと思いました。

この商品、凄い売れ行きでした。

その勢いは、日々DQWをプレイしている感触(プレイ中、他のプレイヤーがどれだけの数プレイしているかが、メガモンスター討伐という項目で何となく分かる)を遥かに上回っていたように思います。私はDQWをプレイしているから発売日を心待ちにして飛びつきましたが、ひょっとしたらDQWをプレイしていない方も結構な数購入されていたのではないか、と。

「すらいむべほまずんだ餅」がきっかけとなり、DQWというゲームの存在が広く認識される。これはイチDQWプレイヤーとしてはとても嬉しいことです。で、あれば、ここは仙台在住のイチ勇者として「なぜずんだ餅なのか」「なぜスライムベホマズンなのか」といったことをささやかながら、この場を借りて補足解説しておくべきではないか、と。

ということで、ここからちょっと解説させていただきます。

☆なぜずんだ餅なのか、を順を追って解説

ドラゴンクエストというゲームに関しては、昭和の頃より発売の度に数々の社会現象を巻き起こしているので、プレイしたことがなかったとしても皆さん名前ぐらいは知っているのではないでしょうか。

では、DQWというゲームは何なのか。

著者がプレイ中のDQWスクリーンショット
著者がプレイ中のDQWスクリーンショット

DQW公式プロモーションサイト

これは「ウォーク」という言葉が付いているだけあって、スマートフォンのGPSと連動させることで移動した(ウォークした)情報がリアルタイムでゲームに反映されるというもの。

察しの良いゲーム好きの方ならお気づきかと思いますが、あのポケットモンスターを題材にした「ポケモンGO」と似たタイプ、いわゆる「位置情報ゲーム」と呼ばれるジャンルのゲームです。

位置情報が現実とリンクしているということは、仙台市内を歩き回る=ゲーム内でも仙台市内を歩き回っているということ。つまりゲーム内でも、青葉区や宮城野区・若林区と実際の地名や道路を観ながら冒険ができるんです。

まるでゲームの世界が「現実」に「拡張」しているように見えるこの形式は「Augmented(拡張された) Reality(現実)」=ARとも言われることがありますが、その説明までしていると長くなるので割愛させていただきます。

で、現実と同じ世界が冒険のマップになっているということは、現実の観光地がゲームの中にも存在するということ。

ここがこのゲームの面白いポイントの1つ。日本全国、色んなところを冒険して回ることを楽しめるように、DQWでは各都道府県にそれぞれ4つずつ観光地を訪れることで手に入れられる「おみやげ」を用意してくれているんです。

著者がプレイ中のDQWスクリーンショット2
著者がプレイ中のDQWスクリーンショット2

このように、各地の「おみやげ」を獲得した状況が日本地図で表示されます。東北地方をタップすると…

著者がプレイ中のDQWスクリーンショット3
著者がプレイ中のDQWスクリーンショット3

都道府県別で獲得した「おみやげ」を見ることができます(画像は岩手県と宮城県のおみやげコンプリート自慢)。宮城県であれば、伊達政宗公・笹かま・牛たん・ずんだ餅。岩手県であれば、わんこそば・南部鉄器・銀河鉄道・冷麺。どれもご当地を代表する名品・名物ですよね。

著者がプレイ中のDQWスクリーンショット4
著者がプレイ中のDQWスクリーンショット4

このゲーム内の「おみやげ」を現実でも入手できるようにしてしまおう、という企画がDQW「リアルおみやげプロジェクト」。今回はこのプロジェクトの力で「すらいむべほまずんだ餅」が生み出されたわけなんです。

ドラゴンクエストウォーク公式HP:リアルおみやげプロジェクトページ

ただ単に「宮城県はずんだ餅が有名だから…」というだけのタイアップ企画ではなかったんです。ゲーム内にもちゃんとずんだ餅が出てくるから、というのが「なぜずんだ餅なのか」という理由なのでした。

あ、ちなみにゲーム内のずんだ餅は画像からも分かるかと思いますが、鳴子温泉で手に入ります。気になった方は是非鳴子温泉までゲットしに行ってみて下さいね。

☆なぜスライムベホマズンなのか

はい。これは理由がシンプルです。

先ほどのゲーム内の「ずんだ餅」画像をよーく見てください。

先ほどのずんだ餅拡大画像(拡大し過ぎてボヤけちゃいました、ゴメンナサイ)
先ほどのずんだ餅拡大画像(拡大し過ぎてボヤけちゃいました、ゴメンナサイ)

緑色のまるっとしたずんだ餅に描かれた顔は紛れもなくスライム。頬がふっくらしているので、キング系という大きいサイズのスライム。しかも頭には王冠をかぶっていますね。

緑色のスライムでキング系のサイズ、そして王冠。これはドラゴンクエストに登場する「スライムベホマズン」というキャラクターの特徴と一致します。DQW制作陣の遊び心でしょうか、緑色のスライムベホマズンの最後の「ズン」が、ずんだ餅の「ずん」と共通していることもあり、このデザインになったのかもしれませんね。

はい。だから、今回発売されたのが「すらいむべほまずんだ餅」ということなのでした。

☆最後に、DQWプレイヤーが喜んだ「こだわり」

最後に、イチDQWプレイヤーが喜んだ「すらいむべほまずんだ餅」の「こだわり」についても解説しておきますね。

すらいむべほまずんだ餅を容器から出した様子
すらいむべほまずんだ餅を容器から出した様子

はい。まずはこの形ですよ。形。ちゃんとてっぺんがツンツンしているスライム型。シンプルなお餅にしないという素敵な「こだわり」。

ずんだ餅が1個ずつ包装されています
ずんだ餅が1個ずつ包装されています

そしてこの包装です。知らない方にしてみると、「なんでSの文字書いてあるの?」「右下の緑色の丸は何?」と疑問に思われるかもしれませんが、この包装はゲーム内で主人公達が装備するパワーアップアイテム「モンスターのココロ」をモチーフにしたものなんです。

Sとはモンスターのココロが最上位ランクであること、右下の緑色の丸は体力の回復に特化した緑色のココロであることを表しています。しかも背景に緑色のずんだ餅が透けて見えることで、実際にゲーム内に登場する緑色のココロのようなデザインになっているという、これもまた素敵な「こだわり」。

JR仙台駅3階催事場にあらわれたゲーム内の仲間「スラミチ」
JR仙台駅3階催事場にあらわれたゲーム内の仲間「スラミチ」

そんなファンも納得の「こだわり」が詰まった「すらいむべほまずんだ餅」。

販売は2023年5月31日(水)までの期間限定となります(臨時販売所となる催事場は除く)。皆さんも是非、期間内に味わってみてはいかがでしょうか。そして、興味をもった方はDQWをプレイしてみてはいかがでしょうか。

【今回ご紹介した販売店舗/全て仙台駅内】

●JR仙台駅2階 NewDays仙台8号店●

●JR仙台駅 3階催事場●

●菓匠三全 銘品館 エスパル仙台店●

〒980-0021 宮城県仙台市青葉区中央1丁目1−1

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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