アップル、プライバシー保護の取り組みを紹介する無料講座を直営店で実施
アップルは、創業者であるスティーブ・ジョブズの時代から「プライバシーは基本的人権」として、ユーザーのプライバシー保護に注力してきた。iPhoneでも様々な機能やサービスでユーザーのプライバシーが保護されている。
そんななか、アップルは今年、全国に10カ所のApple直営店でプライバシー保護に関するオフライン講座をスタートさせる。
タイトルは「Skills:Taking Charge of Your Privacy on iPhone」。なぜ、ユーザーはプライバシーを守らないと行けないのか、その危険性やiPhoneでの取り組みが紹介される。
一回目は1月28日で、実はこの日は、ヨーロッパやアメリカ、日本において「データ・プライバシーの日」として、データ保護に関する啓蒙活動が行われている。
アップルのセッションは1月28日午後12時からで、その後も、毎週2回のペースで実施される。日本だけでなく、世界522店舗で行われる計画だ。
講座としては
・パスワードパスキー
・メールプライバシー保護
・位置情報サービス
・アプリトラッキング
・セーフティチェック
・App Privacy Report
といった内容が説明されるという。アップル直営店で開催されているセッション「Today at Apple」の一部はオンラインでも視聴可能だが、プライバシーに関するセッションはオンラインでの提供は予定されていない。
アップルは、これまで一貫してユーザーのデータ保護に注力してきた。その取り組みの一端を知れる貴重なセッションと言えそうだ。