亀戸の「ホルモン青木」

ホルモンの聖地と呼ばれる「亀戸」で、食べログで2019年から6年連続〈焼肉百名店〉を受賞している、連日行列の大人気店は「ホルモン青木 亀戸本店」。その名の通り、美味しいホルモンがリーズナブルにいただけるということで、地元の方はもちろんでしょうが、全国から多くの人々が訪れる名店。亀戸駅北口を出てすぐの路地を入ったところ、風情がある通りの一角にお店があります。

下町の良き空気感の街並みの中、良き昭和の時代を思い起こさせるような佇まいです。ホルモンの聖地と呼ばれる所以は諸説あるようですが、皮革製品や食肉加工・販売業者の多い墨田区に近いことから、良質なホルモンを安く入手でき、多くのホルモン専門店が集まったから、という説もあるようです。その流れからか、このエリアには10店舗以上の名店と呼ばれるホルモン専門店が集まっているようです。

その中でも名店中の名店がこの「ホルモン青木」。亀戸ホルモンと双璧とも言われ、日々多くの人が訪れ行列となる人気店。人気の秘訣はいろいろあるでしょうが、この昭和レトロな空間で、煙を上げながら大きめにカットされたホルモンを豪快に焼いてたべる、この魅力ではないでしょうか。

まずは生ビール、焼肉には絶対いただきたいですよね。

まずはハラミから。とにかくお肉が綺麗で鮮やか。見るからに美味しそう。大きくカットされているのも特徴的で、一品600円～700円でいただけるリーズナブルさがまた魅力的なんです。

目の前の七輪焼きで焼いていただきます。この立ち昇る煙がいいんですよね。ただ、すぐ上に設置してある排煙機があるので、臭いが付く心配はないです。

タレや辛味噌はお好みで。

焼きあがったお肉をタレでいただきます。もちろん美味しい。

こちらはシビレ。牛や豚、羊などの胸腺や膵臓の部分のことを指し、非常に希少な部位だそう。フォアグラのような、こってりとしたとろける食感が最大の魅力です。

そしてホルモンの大ちゃん。特製辛味噌をいただきました。

カリッと香ばしく焼き上げながらも、ぷりぷりで美味しい、鮮度の良さを感じますね。

カルビもとっても綺麗です。

そしてホッピーをいただきます。新鮮なホルモンを目の前で豪快に焼き美味しくいただく、そしてビールやホッピーなんかの炭酸系で喉を潤す。至福の時間という他に何もありません。

2階建てのアパートのような建物に、むき出しとなった配管。このレトロ感が風情があっていいですよね。

新鮮なホルモンをリーズナブルに美味しくいただける、まさにホルモンの聖地を代表する名店です。行列してでも食べたい、そんな思えるメニューの数々。下町の雰囲気で聖地の名物を楽しむ、これも日本一の都市、東京の魅力ですね。

ホルモン青木 亀戸本店