七種の贅沢な天然出汁を使用、鶏ガラスープに道南産昆布を掛け合わせた上質でコク深い風味豊かな一杯。
羽田空港の第一ターミナルで
羽田空港の第一ターミナルの搭乗口、北ウイングの一番奥にある17番~21番ゲートの手前の通路の一角にある「七だし屋」。節を使った出汁にこだわりのお店で、ゲート近くなので、搭乗前でも到着時でもすぐ立ち寄れる場所が嬉しい。和風の暖簾が掲げられた上質な店が増せです。
福岡空港から羽田空港へJALで向かった際に、降機した後、お腹が空いたのでふらりと立ち寄りました。厨房を囲むように、L字型にスペースが広がり、カウンターやテーブル、そしてボックス席とかなり広々。
和風の感じながらもスタイリッシュでモダンなデザインがオシャレですね。高級感も漂い、落ち着いた雰囲気です。1人でも気軽に立ち寄れます。
まずは入口で食券を購入。そしてカウンターで注文し出来上がりを待ちます。セルフスタイルのフードコートのようなシステムですね。
七だし中華そば
〈中華そば・塩そば・和えそば〉というラインナップで、中華そばをチョイス。そこに特製半熟煮卵をトッピングしました。サイドにはごはんものもあり、お酒やおつまみもあって軽く一杯もたのしめそうです。羽田空港ですが、博多名物の〈やまやの明太子〉があるのも面白い。
キラキラと透明感があるスープは、鶏ガラをベースとして、名前の由来でもある「鰹・鮪・宗田鰹・鯖・うるめ鰯・真鰯・いりこ」の七種の天然出汁を使用。さらに道南産昆布も掛け合わせているというこだわりです。あっさりとしていて、鶏の風味は控えめで、節の旨味がグッと伝わります。塩味ほどよく広がるカエシもいいバランスです。
麺は全粒粉の中太くらいのストレート麵です。多加水のようで、モチモチとした食感で喉越しも良く、さっぱりとした魚介のスープとよく合います。
大きなチャーシューは、低温仕上げのようで柔らかく、肉質の良さが伝わる味わいも良い仕上がりです。追加した半熟煮卵も、良く味が染みていて、とろりとあふれる黄身の半熟具合も美味しい。
テーブルには店名でもある〈七つの節〉と、その出汁にこだわる思いが描かれているプレートが置いてあります。
あっさりと味わい深く、風味豊かな上品な一杯。そしてお店の雰囲気も上質。優しいあじわいにほっこりしながら、ラグジュアリーな空間で美味しく過ごすことができました。これは旅の途中にほっと一息できますね。
搭乗口へとつながる動く歩道がある通り。出発前でも到着後でも、思わず立ち寄りたくなる。そんなお店を目指しているという、こだわりの中華そば「七だし屋」。羽田空港第一ターミナルの旅グルメを楽しめるお店です。
七だし屋
住所:東京都大田区羽田空港3丁目3−2
第1ターミナル 2F 出発ゲートラウンジ 北ウィング
営業時間:10時30分~19時00分
※火・水 11時00分~19時00分
定休日:無休