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脳にメッチャ悪いこと3選。

竹内成彦心理カウンセラー(公認心理師)

こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

今日のテーマは、「脳にメッチャ悪いこと3選」です。

いつも脳は、絶好調でいたいものですね。
不安にかられたりイライラしたりせず、上機嫌でいたいものです。

今日は、そんなあなたに、脳にメッチャ悪いことを、3つ紹介したいと思います。
脳を超絶疲労させる行為、脳にダメージを与える行為は、次の3つです。
1.怒ること。
2.「あの人は、私のことをどう思っているのだろう?」って考えること。
3.運動を全くしないこと。
以上です。

上記を少し深堀り、説明・解説したいと思います。

怒ることはよくありません。脳を凄く疲れさせます。だから怒らないことです。
怒らなくなる方法はいくつもありますが、まずは「怒らないこと」と、自分で固く決心することです。
怒りっぽい人は、なんだかんだ自分に言い訳して怒っています。「あいつが俺を怒らせた」「あいつが○○したから…」「あいつが○○してくれなかったから…」「ここで怒らなければいつ怒るんだ? これは怒れることでしょう!」等々。
自分で怒る理由を、なんだかんだ「怒り感情を燃えたぎらせるのは、防ぎようのない仕方のないことなんだ」等と言い訳し、怒るのを正当化しているのです。だから、怒るのをやめられないのです。
怒るのは、非常に幼稚でみっともないことです。だから周囲の人のためにも、自分自身のためにも、何としても怒らないようにしましょう。
怒るのを我慢するのではありません。相手に対し過剰に期待するのをやめ、そもそも怒り感情を覚えないようにしていくのです。簡単ではありませんが、訓練すれば、あなたも怒らない人になっていきます。はい、私も頑張ります。
それでもそれでも、怒り感情をコントロールできないとおっしゃるあなたは、ひょっとすると病気かもしれません。1度、メンタルクリニックへ行って診てもらうことを私はお勧めしたいと思います。← これは、冗談ではありません。双極性障害の可能性さえあることです。

「あの人は、私のことをどう思っているのだろうか?」等と考えないことです。「自分が人からどう思われているか?」等と考えないことです。そういう答えの出ないことを考え続けていると、脳はずっとエネルギーを消費し、疲れ切ってしまいます。
私にも覚えがあります。私は、若い頃、他者評価が気になって仕方がない人間でした。でも、ある時からそれをやめることにしました。理由は、疲れるからです。生産性がないからです。それに、そんなことに労力を注ぎ続けていたら、ただでさえ能力がない私は、ホントろくでもない人間にしかならないと思ったからです。
今の私は、そりゃ人から怒られたり嫌われたりするのは嫌ですが、「あの人は私のことを、好いていてくれているだろうか? 嫌いにはなっていないだろうかか?」等ということは、ほとんど考えないようになっています。だって考えても仕方がないもの…。10人いれば、1人や2人、私のことが嫌いになっても、それはホント、防ぎようのないことです。

運動しないことは良くないことです。ぜひ、運動するようにしていってください
運動することによって、脳は健全に働くように出来ています。運動習慣を持つことによって、脳は十分なパフォーマンスを発揮できるようになっています。
よって、どうぞあなたも、運動嫌いのそこのあなたも、適度な運動習慣を身につけるようにしていってください。そう、「スマホを見続けるのなんかやめて、今日から明日から、身体を動かすようにしましょう!」ということです。

今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。

      この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。

心理カウンセラー(公認心理師)

1960年、愛知県名古屋市で生まれ育つ。1997年06月、地元愛知でプロのカウンセラーとして独立開業を果たす。カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋 の室長。臨床歴25年、臨床数15,000件を超える。講演・研修回数は800回、聴講者は10万人を超える。【上手に「自分の気持ち」を出す方法】など、電子書籍を含め、20数冊の本を出版している。カウンセリング講座などを開催し、カウンセラーを育てることにも精力を尽くしている。

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