「メンタルが強い弱い」の半分は生まれつきだけど…。メンタルを強くする方法。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日のテーマは、「メンタルを強くする方法」です。
メンタルが強い弱いは、半分は生まれつきです。
そう、生まれつき、メンタルが強い人、弱い人がいるということです。
これは、生まれたばかりの小さいお子さんでも、よく観察しているとハッキリわかります。メンタルの強いお子さんは、怖いお父さんから怒られても、いったんは泣きますが、比較的短時間で機嫌を回復させます。いっぽう、メンタルが弱いお子さんは、優しいお母さんから軽く叱られただけで、大泣きし、いつまで経ってもメソメソグズグズしたりします。
今言ったことは、育て方うんぬんで片付けられることではありません。同じ赤ちゃんでも、生まれたときから、ひとりひとり性格が違うのです。小さな物音だけで泣き怖がる赤ちゃんもいれば、大きな物音を立てても全然平気な赤ちゃんもいるということです。
世の中には、「こうしたらメンタルが強くなるよ!」「私はこうして自分のメンタルを鍛えたよ!」等と、得意げに教えたり語ったりする人がいるのですが、メンタルの強い弱いは、半分は生まれつきなのです。
よって、自分がメンタルが強いからと言って、「俺はメンタルが強いぞ。悔しかったら、俺を見習え。俺のように努力しろ。俺のあとをついて来い」等と、威張るのはやめてください。あなたは、たまたまメンタルが強い脳を持って生まれてきただけなのですから…。よって、そんなに、威張るほどのことではありません。そう、あなたは、ただ単に、運が良かった、ラッキーなだけだったのです。
まぁ、そうですね。とは言っても、メンタルが強い人は、弱い人よりかは生きやすいですよね。この世間の荒波をスイスイと泳ぎやすいかと思います。でも、それは、日本というこの国、平和であるこの現代という背景があってこそのことです。戦争がたびたび勃発する国や時代に生まれていたら、メンタルが強いと豪語する人たちは、真っ先に戦場に行って死んでしまうことでしょう。いっぽう、メンタルが弱い臆病で怖がりな人たちは、安全な場に身を置いて、ぬくぬくと生き抜く可能性が高くなることでしょう。これが、生まれつき性格に良い悪いはないという私の主張です。
そりゃ、私も思いますよ。「メンタルが弱いよりかは強いほうがいいなあ、生きやすいだろうなあ…」て。でも、「人間、メンタルが強い人や弱い人がいたからこそ、人類はここまで生き延びることが出来た、生き永らえることが出来た。そして、人類は発展してきた」とも言えると思います。よって、この記事をご覧のメンタルが弱い皆さんには、自分のメンタルの弱さを、どうぞそんなに、嘆き悲しまないで頂きたいと思います。
そして、今からは、
メンタルを少しでも強くする方法について、言及したいと思います。
1.メンタルが弱い人は、今を生きることです。メンタルが弱い人は、今を生きていません。過ぎ去ってしまった過去をいつまでもクヨクヨ悔やんでいたり、まだ見ぬ未来を憂いて不安になったりしています。どうぞ、思考を、過去や未来に飛ばすのではなく、今にとどまり続けさせてください。これがメンタルを強くする、最良で最高の方法です。
2.メンタルが強い人は、自分と他人を比べません。昨日の自分と今日の自分を比べ、日々、自分の成長を実感しています。宜しいでしょうか? 他者と比べないこと、これがメンタルを強くする方法です。
3.メンタルが強い人の特徴は、爽やかに自己主張をするということです。したいことは「したい」と言い、したくないこと「したくない」と言います。よって、あなたも、メンタルを強くしたかったら、人の迷惑も考えながらも、どうぞ爽やかに自己主張していってください。
4.今3つ言いました。他にもたくさんあるのですが、最後に言いたいことは、メンタルを強くしたかったら、「食事や運動や睡眠を大切にしてください」ということです。特に、私的には、筋トレがおススメです。自分を追い込む、厳しい筋トレをすると、訳もなく、文句なく、メンタルが強くなります。これは本当です。よってとりあえず筋トレをしてみてください。
故・アントニオ猪木さんが言っていました。
「この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ、危ぶめば道はなし、踏み出せばその一足(ひとあし)が道となり、その一足(ひとあし)が道となる。 迷わず行けよ、行けばわかるさ。ありがとう」と。
よって私も言いたいです。
「迷わず筋トレしろ。筋トレすればわかるさ。ありがとー」
というわけで、今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。