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京都市中京区・京都観光に来たならぜひ! 京都の真ん中できしめんを食べられる明治7年創業の老舗!

loose自営業(京都市)

皆さん、「きしめん」と聞いたらどこを思い浮かべますか? そう、名古屋ですよね。私も名古屋といえばきしめん、きしめんといえば名古屋ということで、新幹線で名古屋へ行くたびに、ホームでツルツルッといただいております。それがあなた! 京都の真ん中にきしめんを食べられるお店があるというではありませんか! それも明治7年創業ですって! うーんと明治7年なので……だいたい150年くらい前ですわね。そんな老舗なのに、私今回たまたま前を通るまで知りませんでした……自分の無知を恥じたい……。というわけで、早速いただいてきましたよ。では、どうぞ。

まず私が見つけたのがこのお店。寺町通をテラブラしておりましたら、なんかエエ雰囲気やんかいさ的こちらを見つけまして、そこに貼られたものをよく見てみると。

「きしめん処 更科」さんというお店なのですね、なるほど。んで、ほうほう、寺町通から矢印に従って、新京極通へ行けば入り口があるというわけですね。ではでは、とそちらへ向かいます。

おお! なんと言いますか風格のある店構えではありませんか。グーグルマップによると、阪急の京都河原町駅から北西へ350m、徒歩5分とのこと。しかし、地下鉄東西線京都市役所前駅、京阪三条駅からも余裕で徒歩圏内なので、とてもアクセスしやすい場所にあるのです。ちなみに新京極商店街内にあるので、駐車場は周辺のコインパーキングになりますよ。

店前にはこのようなメニューも掲げられております。ざるきしめんとかもあるんですね、んで丼もそろってますな。

入り口横には、こんな「きしめん」看板も出されておりました。では、早速店内へゴー!

入り口左手壁側と右手壁側にテーブル席が設置されておりまして、真ん中の島は、おひとり様にぴったりのカウンター席となっております。お伺いしたときは、テーブル席が全部埋まっておりました。京都市内の真ん中とはいえ、人気のほどが伺えますね。

卓上メニューはこんな感じ。写真入り、商品説明もあって、「温」「冷」もわかりやすく表記されてます。おっと「うどん・そばもございます」と書かれてますが、ここはやっぱりきしめんでしょう、と裏を見てみますと。

丼もののコーナーになっておりました。各丼ミニサイズがあるのもいい感じ。腹ペコまではお腹が空いていない、しかし普通には減っている。どうしたものか……と考えた末、選んだのは……。

「月見きしめん(温)」800円と小ごはん100円です! 世に月見と名のつくメニューは数あれど、かなり上位にランクインする美しい月見っぷりではございませんか。自分でオーダーしつつ「エエのん、頼んだわ〜」と自画自賛。卵のほかには、海苔、ほうれん草(多分)がトッピングされておりました。小ごはんもしっかり量で、昆布とつけもんもいいアクセントになってましたよ。

麺を持ち上げてみました。柔らかめのきしめんは優しい味わい。これまた優しいお出汁と合わせて、スルスルッといただけます。卵をお箸でちょいと割って、きしめん&出汁と合わせていただくと、これまた美味。老舗の醸し出す空気感&おいしさにすっかり癒されまして、ごちそうさまとなりました。

今回初めてお伺いした「更科」さん。新京極にあるから京都人はもちろん、観光で来られる方でもご存知という人も多いことでしょう。しかし、知らなかった私……。まだまだ知らないエエお店がたくさんあるのね〜と勉強になった今回。これからも京都市内を歩いたり走ったりしながら、いろんなお店へお伺いします!

きしめん処 更科本店
住所/京都市中京区新京極通六角下る中筋町483
営業時間/11:00〜15:30(15:00ごろオーダーストップの場合あり)、
     17:30〜20:00※夜営業は日曜のみ、19:30ごろオーダーストップの場合あり
   いずれも麺切れ、出汁切れなどで早仕舞いの場合あり
定休日/木曜(祝日の場合は変更の場合あり)

自営業(京都市)

京都在住。飲食店やイベントなどを取材して、記事を作っています。食べること、飲むこと、どこかへ行くことが好きです。

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