京都市下京区・西本願寺近く! 創業明治42年の老舗製麺所でこだわりの自家製うどんに舌鼓
今回お伺いしたお店は、創業が明治42年という老舗。明治42年といっても、だいぶ前って感じでピンと来ませんが、西暦1909年と聞けば計算しやすいでしょ。そうです、もう115年前なんですよ。115年前ってどんなことがあったかちょいと調べてみますと、5月に味の素が発売されてる! ほかには世界初のSOS信号が発信されたりもしてますね(ちなみに救助されたとのこと、よかった)。と、今回はそんな昔から営業されている製麺所さんのイートインスペースでおいしいおうどんをいただいて来ましたよ。では、どうぞ。
こちらが「杉本製麺所」さんの店構え。場所は五条大宮交差点南東あたりで、最寄り駅はJR丹波口駅、もしくは地下鉄五条駅。丹波口駅からなら東へ、五条駅なら西へ、それぞれ900m徒歩13分ほどというダブルアクセス。ちなみに駐車場はお店すぐ南の方にコインパーキングがありましたので、そちらをどうぞ。
麺には井戸水が使われているんですね〜。そんで小売販売中とありますので、麺のみの販売も行われています、って製麺所さんだから当たり前といえば当たり前なんですが。
店内はこんな感じ。シンプルなつくりの空間にL字型のカウンター席が用意されております。目の前で調理風景が見られるのもいい感じ。
メニュー、いってみましょう。冒頭から「朝出来立ての無添加麺をお召し上がりいただけます」とありまして、ムクムクッと期待が高まってこようというもの。しかもラストには1玉100円で大盛りも可能と。おうどんは全5種類が用意されております。
こちらはぶっかけのメニュー。かやくご飯やビールといったサイド。そしてトッピングの単品メニューも用意されています。で、今回選んだのは!
「とり天うどん」850円です。シンプルながら食欲をそそるグッドビジュアルではありませんか。麺だけではなく、お出汁も無添加の素材を使って作られているとのこと。ほっこりおいしい優しい味わいのお出汁です。
おうどんはこんな感じ。お店にあった資料的なものによりますと……こだわりの国産小麦粉を数種類ブレンドした少し細めのやわらかい京都風のおうどん、とのこと。保存料を入れていないため、消費期限は4日ほどなんですって。やさしい味のお出汁と同じく、食べると思わず笑顔になるおいしさでした。
唐揚げは程よいサイズのものが3個。オーダーが通ってから揚げられてましたので、出来立ての熱々。プレーンな味付けは、お出汁、おうどんの味を邪魔しないエエ塩梅でした。スルスルスルといただいて、ほっこり満足、ごちそうさまでした!
先程の資料によりますとおうどんのほかにも、そば粉五割とつなぎの国産小麦を五割使った蕎麦、歯ごたえのあるモチモチ食感の中華そばも用意されてまして、毎日店頭で販売されているんですって。その味はミシュランのビブグルマンを獲得しているうどん店や京都で行列のできる有名お好み焼き店などでも認められているとのこと。なんかこうやって書いてるとまた食べたくなってきました。というわけで、店内でおいしいおうどんを食べるのはもちろん、持ち帰ってお家でいただくのもグーなので、京都へ来られた際にお土産として買うのもいいのでは? 次回はお店でおうどんをいただいたあと、中華そばでも買って帰ろうかな、と考えてます。