【宗像市】宗像市役所本庁舎1階で「宗像市の地域猫活動報告」に関するパネル展示|3月末まで開催!
2月22日は「ニャンニャンニャン」とよめることから1987年に、猫の日実行委員会が「猫の日」を制定しています。
先月22日「猫の日」に、宗像市役所本館1階で「宗像市の地域猫活動報告」に関するパネル展示を開催するため、関係者が集まり準備をしていました。
地域猫活動は“猫を助けたい人と猫に困っている人”が、地域猫に関するさまざまな問題をたがいに理解し、解決していくことを目的にしています。
宗像市が協賛する「宗像市の地域猫活動報告」パネル展示について取材しました。
◇「宗像市の地域猫活動報告」パネル展示
宗像市役所本庁舎1階で「宗像市の地域猫活動報告」に関するパネル展示のため「さくら猫TNRMの会」の内田学さん・本川文則さん・「てくてくさくらねこ」の会、前田英子さんたち三名が準備をされていたのは、2月22日「猫の日」でした。
宗像市協賛で実施されているパネル展示は、わかりやすく市民に伝わりやすい工夫がされています。
◇地域猫活動について
「動物愛護管理法」によって守られるすべての猫が、地域の中で厄介者としてではなく、見守ってもらえる存在になることを願って考え出されたのが「地域猫活動」だという説明から、展示パネルは始まっています。
活動内容の説明もあります。
このように猫がいなくなるまでの長期にわたる活動をする、と記されています。
宗像市の地域猫活動についても説明されています。
また、クラウドファンディングを募り資金確保を図りながら、地域猫活動承認されたエリアの猫について、無料避妊・去勢手術券交付をしているともありました。
譲渡活動(里親探し)の重要性や、困難な状況についても説明されていて「地域猫活動」の大変さを痛感するところです。
宗像市・環境課が窓口となり市民に理解を求めています。
「さくらねこ」への理解、ボランティアに対する協力や寄付のお願い、活動の手助けを呼びかけるなど、市民のみなさんへ理解と協力を求める言葉も心にひびくものでした。
◇具体的な活動
パネル展示の作業に参加されていた前田さんは「てくてくさくらねこ」の会のメンバーです。
パネルを見ただけでも、さまざまな活動をされていて「地域猫活動」に尽力されていることがよくわかります。
地域猫活動ボランティアの伊藤洋子さん(宗像市在住)は、活動の実話をもとにした「さくら耳のみぃちゃん」という絵本を自費出版されています。
この絵本は、人間と猫とのかかわり方を考え、地域猫活動の重要性を理解してもらいたいという思いがつまった一冊です。
ページを開くとまず「さくらみみ」について書かれていて、読み進むと地域猫の実態と「地域猫活動」の必要性がよく理解できます。
絵本の売上の約20%が地域猫活動支援に充てられるとのこと。
多くの人に読まれることで、理解と支援が得られる、すばらしい媒体となっていることでしょう。
2月22日は「猫の日」ですが、3月22日は「さくらねこの日」です。
「3=さくら・22=ニャンニャン」のごろ合わせから、公益財団法人・どうぶつ基金が2019年に制定しました。
3月末まで開催の「宗像市の地域猫活動報告」パネル展示に一人でもおおくの人が関心を持ち、「地域猫活動」について理解を深めてくれることを願っています。
◆「宗像市の地域猫活動報告」パネル展示について
開催場所/宗像市役所本庁舎1階西館通路手前
宗像市役所/〒811―3492 宗像市東郷1丁目1-1
(電話)0940-36-1121
開庁時間/午前8:30~午後5:00
活動について詳しくは「さくら猫TNRMの会」内田学さんまでお問い合わせください。(TEL090-4607-0495)