誰でも気軽にキャンプが出来る!忙しい方におススメしたい「都会でキャンプ」の魅力をプロが紹介
キャンプと言えば、大自然の中で過ごし、心も体もリフレッシュするもの…そう考えていた時期が私にもありました。でも現実はどうでしょう?都会に住んでいると、自然豊かなキャンプ場に出かけるまでが一苦労。時間もかかるし、道具の準備や設営、そして片付けまで考えると、翌日に疲れを残したくないと思うこともしばしばです。
そんな時におススメしたいのが「アーバンキャンプ」という都会のキャンプスタイル。都会にいながら、キャンプの醍醐味を味わえるこの方法は、忙しい人やキャンプ初心者にとって理想的な選択肢です。今回はプロキャンパーである私が、アーバンキャンプの魅力や楽しみ方をお伝えしていきます。
そもそもアーバンキャンプって何?
まずは「アーバンキャンプ」について簡単にご説明しましょう。アーバンキャンプは、都市部やその近郊にある施設や公園などを活用して、手軽にキャンプを楽しむスタイルです。従来のキャンプとは違い、遠くの大自然の中に行く必要がなく、都会の喧騒を少し離れた身近な自然で、キャンプの楽しさを体験できます。
例えば、都市の近くであっても、テントを張ったり、焚き火を楽しんだりできる施設もあります。また、道具のレンタルサービスを提供している施設も多く、初心者の方や準備に手間をかけたくない方にはうってつけの選択肢です。
このスタイルの最大のメリットは、時間が限られている方でも気軽にキャンプができるという点。週末や仕事終わりの数時間でも、都会の喧騒から離れ、自然に触れられる時間を持てるのがアーバンキャンプの魅力です。
街中でキャンプの醍醐味を味わえるの?
「街中で本当にキャンプの醍醐味を味わえるの?」と思う方もいるでしょう。確かに、山や湖のような大自然とは異なりますが、アーバンキャンプにも独自の魅力があります。
まず、夜空を見上げて焚き火を囲むというキャンプの基本的な楽しみ方は、都会でも変わりません。都会のキャンプ場の中には、しっかりとキャンプ用のスペースが設けられており、周囲の騒音を気にせずにリラックスできる環境が整っています。また、日本の良い所でもありますが、都心にいながらも四季折々の植物や鳥のさえずりを楽しむことも可能。都会で日常生活では味わえない癒しの時間を得ることができるのです。
筆者の場合のタイムスケジュール
では、具体的にアーバンキャンプをどのように楽しむのか、筆者のスケジュールを一例としてご紹介します。
【1日目】
10:00 朝ゆっくり準備して出発
12:00 キャンプ場近くで地元のご飯を食べる
14:00 普通にチェックイン
16:00 設営完了!ちょっとずつ色々食べ始める
20:00 地元の銭湯へGO
22:00 就寝
【2日目】
6:00 起床
7:30 朝食
9:00 撤収開始
11:00 チェックアウト
12:00 道の駅で食事
13:00 帰宅して荷下ろし
15:00 お昼寝
ポイントは、1日目の銭湯と2日目のお昼寝。山の中のキャンプ場だと周辺に温浴施設が無い場合もありますが、街中だと銭湯があったりもします。これを楽しむのもアーバンキャンプならでは。
また、往復に掛かる時間も少ないので、2日目に帰宅してからお昼寝する余裕もあります。なんだかんだ体は疲れているので、ここでちょっと休めると次の日の仕事や家事にも響きづらいですね。
居酒屋やレストランとの出会いも魅力
アーバンキャンプならではの楽しみ方のひとつが、「居酒屋やレストランとの出会い」です。都会にいるからこそ、キャンプの途中にふらっと立ち寄れる飲食店が豊富にあります。例えば、キャンプの1日目に地元の居酒屋で一杯飲んだり、レストランで食事を楽しんだりと、キャンプだけではなく、食事も満喫できるのがこのスタイルの魅力です。
まとめ
アーバンキャンプは、都会の生活をしている方や、忙しい日々を送っている方にこそおすすめしたいキャンプスタイル。大自然の中でのキャンプとは違い、手軽に始められる上、調整すれば仕事帰りにも楽しめるという大きなメリットがあります。ぜひ、都会でのキャンプ体験を通じて、心も体もリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
キャンプ初心者でも、準備や片付けに追われることなく、リラックスした時間を過ごすことができるアーバンキャンプ。あなたも、身近な自然と都会の利便性を同時に楽しむ新しいキャンプの形に挑戦してみてください。