間もなくコング! IBFスーパーライト級タイトル空位決定戦
今夜、IBFスーパーライト級タイトル空位決定戦のゴングが鳴る。1位のジェレミアス・ポンセ(アルゼンチン)vs.2位のスブリエル・マティアス(プエルトリコ)戦。ポンセは30戦全勝20KO、マティアスは18勝(18KO)1敗。マティアスは2022年1月22日に、唯一黒星を喫した相手にリベンジを果たしている。
前日計量をポンセは139.5パウンド、マティアスは139.25パウンドでパスした。
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレスから、試合会場であるミネソタ州ミネアポリスにやって来た26歳の指名挑戦者は語った。
「私は休暇でアメリカを訪れたんじゃない。勝つため、そして自分がベストであることを証明するためにここにいる。それを皆に知ってもらいたいんだ。
素晴らしいファイトになるだろうから、ファンも熱狂するだろう。我々は2人とも勝ち星を重ね、チャンピオンになるためにミネアポリスのリングに上がる。お互いの総力戦を見ることができるだろう。
プエルトリコvs.アルゼンチンというライバル関係に、私自身が新たな一章を記すことができ、とても誇りに思う。リング上でアルゼンチンの強さを披露するのが楽しみだ。ノックアウトを狙うよ」
キャリア、そして身長180cm、リーチ183cmとマティアスを体格でも上回るポンセはどんな戦略を立てているのか。
身長173cm、リーチ182cmのプエルトリカンも言った。極寒の地、ミネアポリスでの防寒対策なのか、マティアスは写真のように頭と首と顔を覆った姿で秤に乗った。
「今、俺は30歳だ。試合当日にリングインした時、どんなキャンバスの感触になるかな。俺がヤツをKOしてみせる。12歳~13歳の頃から、母に自慢できるような世界チャンピオンになるんだと言ってきた。これは大きなチャンスだ。
ポンセにKOで勝てば、道が広がる。ワクワクするね。7ラウンド開始までにノックアウトしてやるさ」
さて、どんなファイトとなるか。間もなくゴングだ!