12月も中旬になり町中がいよいよクリスマス仕様になってきましたね。筆者が幼少期の頃は、この時期にテレビで放映されるクリスマス系の物語に心をときめかせ、サンタクロースや冬の妖精、空飛ぶトナカイや小人など魔法に溢れたこの季節がとっても好きでした。

そんな心ときめくクリスマスの物語を、12月21日（土）に日立市日高町“メゾンクジラ”で野外映画上映会『コレレシネマ』を開催します。

■野外映画上映会『コレレシネマ』

コレレシネマとは？

コレレシネマは、常陸コレレが主催する野外シアターイベントです。会場入り口まで敷かれたレッドカーペットを進んでいくと、上映作品の世界観にあわせた会場で映画を満喫することができます。会場には、キッチンカーが並び、特設ステージでは音楽ライブも開催されます。上映会来場の記念撮影にもぴったりな撮影スポットも用意されますので、ご家族やご友人、恋人同士など、幅広い世代の方が楽しめるイベントになっています。

映画は『ミニオン』や『ペット』などを手掛けた、イルミネーションの作品『グリンチ』。村の端に住む超ひねくれ者で孤独なグリンチは、村中が幸せに包まれるクリスマスが大嫌い。村人が楽しみに待っているクリスマスを盗んでしまおうと企むが、一人の少女と出会ったことをきっかけにグリンチの心が動かされていく心温まる物語です。プレスリリースにも詳細が記載されています。

筆者は野外での映画上映会を見たことがありませんので、市内で開催される楽しい企画にとてもワクワクしています。

同日会場内ではクリスマスマーケットも開催しています。音楽ライブやクラフトマーケット、キッチンカーの出店がありますので、温かい食べ物や飲み物を楽しみながら会場でゆったり過ごすことができます。もちろんメゾンクジラの店舗もご利用できますので、訪れたことのない人はこの機会にぜひ訪れてみてくださいね。

【同時開催】クリスマスマーケット出展者一覧▽

●ステージ

・うさぎとあさみ

・アミューラ

・IC 風まかせの歌＠ic_kazemaka

●マーケット出店者

・atelier USAGI＠usagi.handmade

・龍の巫 結恵＠emilia396cat

・いま在るところ＠imaarutokoro

・アリーキャンドル＠ally_candle1001

・クスグル空間＠kusgl

●キッチンカー

・fun fun餃子＠funfun_gyoza

・cheers kitchen＠kitchencar.cheers

映画だけでなくちょっとしたクラフト制作や素敵な音楽ライブを満喫することができるひと時は、少し早いクリスマスプレゼントのようですね。

■常陸コレレの活動

〇常陸コレレの由来

常陸コレレの『コレレ』には、ラテン語で『耕す』という意味があり『culture』の語源にもなった言葉です。日立のまち（土壌）を耕し。まちの人と文化を紡ぐ活動への意味を込めて、『常陸コレレ』と名付けました。（プレスリリースより）

茨城県日立市をフィールドに活動し、まちの魅力を再発見の一つとしてまちなかで「やりたいをカタチに」をテーマに活動しています。（プレスリリースより）

「やりたいをカタチに」を掲げている常陸コレレのメンバーはみんなとても魅力的な方ばかりで、次はどんな企画が飛び出してくるのか楽しみになります。

〇常陸コレレの活動

常陸コレレは、佐々木　雅史さん、長山　努さん、五月女　郁弥さんの三人で活動をしていましたが、今回常陸コレレのロゴとタグラインをリニューアルすることとなり、そのデザインの担当としてnozakiworksの野崎　康平さんも一緒に活動しています。

四人は年齢も仕事も住む場所も異なるメンバーですが、それぞれに得意な分野で支え合い、常陸コレレの活動を楽しく過ごしています。昨年、長山さんと五月女さんが出会い『面白いことできたらいいね』と“やりたいことをカタチに”するための活動が始まりました。

第一回のコレレシネマを彩ったマーキライト制作時に、建築家である佐々木さんに声をかけたことで、愉快な三人トリオの活動が始まり、デザインのリニューアルで四人目の野崎さんがメンバーとなりました。

常陸コレレは、常陸多賀にあるCocoon community Spaceを拠点に活動しており、野外映画上映会の『コレレシネマ』を始め、お酒を交えながら文化を楽しむ『cocoonビアフェス』、ゴミ拾いをしてからコーヒーを飲む『Cleanup Coffee Club』、焚火を囲みながらアイデア会議など多岐にわたります。

先日開催した『ひたち次世代モビリティフェス』では、日立市のお店や日立市にゆかりのある場所の缶バッチやシールが入ったガチャガチャ屋台で出店し、当たった缶バッチのお店や場所について町の人に知ってもらうため説明していました。長年住んでいるはずなのに、意外と知らない日立の場所や歴史があることに気がつき帰る人もいました。

缶バッチの種類はとても豊富で並べるととても可愛いです。こんなに数ある缶バッチですが一つ一つ手作りなんだそうです。

筆者は日立市の歴史には欠かせない、日立鉱山専用電気鉄道の缶バッチが当たりました。レトロな雰囲気が可愛らしく、取材カメラのバッグに早速つけてみました。ゲリラ屋台を見かけたらぜひチャレンジしてみてください。

12月21日は常陸コレレが贈る『コレレシネマ』で少し早いクリスマスを楽しみませんか。屋外での上映ですので、温かい服装にお尻が痛くならないような座布団やひざ掛け、ローチェアなどしっかり寒さ対策をして映画を楽しんでくださいね。