手羽先や味噌カツなど、お肉のイメージがある名古屋グルメですが、柳橋中央市場をはじめとして名古屋港や三河で水揚げされた新鮮な海の幸が流通しており、実は意外にも「海鮮」も充実しています。

そこで今回は、名古屋市内でいただける絶品「海鮮丼」の名店をご紹介！美味しいだけでなく、コストパフォーマンスが抜群なのも嬉しいところ。ぜひ巡ってみてください。

しんのすけ（名古屋市中川区）

2022年の年末、惜しまれつつ閉業しためしの助さんが、移転オープンした「しんのすけ」さん。特に人気の高いのは、塩昆布を馴染ませたネタ本来の美味しさを味わえる「塩海鮮丼」です。

一口ネタをいただくと、塩昆布の馴染んだ、魚の旨味が口いっぱい広がります。醤油より主張がおさえめなので、魚のストレートな美味しさを堪能できますよ。

そこに膜の張った卵を破って、ネタに絡ませます。この「漬たまご」がネタを引き立てるパートナーに。黄色のベールをまとうことで、より濃厚な味わいに。ほのかな酸味もアクセントとなって、ご飯が止まらなくなること間違いなし。

ひびの食堂（名古屋市中区）

伏見の路地裏にお店を構える、隠れ家感のある「ひびの食堂」さん。店名の通り、日比野にある名古屋中央卸売市場から、毎朝新鮮なネタを仕入れて、海鮮丼を提供しています。

ネタは仕入れ状況によって日替わり。海鮮丼やマグロ丼、チラシ丼の三種類から選ぶことができ、ご飯や海鮮の量も変更可能です。定番は海鮮丼の、ご飯大盛350g+海鮮増量二割増し！

この日は、メジマグロ・カンパチ・ハガツオ・サワラ・マダイ・生しらすと、6種類も乗っていました。なかなか食べられないお魚も多く、1種類の魚あたり3切れほど盛られており、これほど贅沢な丼が1,000円前半でいただけるなんて、素晴らしすぎますね。

田中寿司 本店（名古屋市中区）

名古屋のオフィス街・伏見の一角にお店を構える「田中寿司 本店」さん。江戸前寿司をいただける人気店では、ランチで税込1,100円のリーズナブルな海鮮丼をいただけます。

リーズナブルでありながらとても豪華！マグロにサーモン、イカなど7種類ほどのネタが敷き詰められています。中でも中央に乗っているエビが目を引きます。

飯もしっかりと並以上のボリューム。新鮮なネタとご飯を一緒に、もりもりといただく時間は、サラリーマンのお昼休みの束の間の幸せです。マグロの横には山芋も添えられており、山かけ丼も楽しめます。最後は甘いエビと、濃い赤だしで締めて大満足です。

味福（名古屋市緑区）

日本遺産にも登録されている有松の町並み。その一角にお店を構える「味福」さんでは、若者からお年寄りまで、世代を問わず人気となっている"映える海鮮丼"を提供しています。

定番の「海鮮丼（上）税込1,800円）」がこちら。1000円台とは思えないコスパの高すぎる海鮮丼です。そしてなんともフォトジェニック！

一つ一つのネタが大きく、1種類のネタでも2枚という太っ腹ぶり。マグロやカツオ、サーモンといったお馴染み以外に、変わり種ネタも満載です。海鮮を「これでもか!?」と楽しめる贅沢丼は感動レベルの美味しさです。

海鮮のイメージがあまりない印象の名古屋ですが、実は魅力的な海鮮丼の宝庫です！ぜひ名古屋の海鮮丼巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか？