【川越市】お見事!2022年川越 喜多院「紅葉山庭園」の紅葉が見頃を迎えています。
川越には紅葉の名所が数多くありますが、何といっても喜多院や中院の紅葉は、毎年見に行きたい屈指の名所です。「お見事!」と思わず声を上げてしまう程、色彩豊かに染まった美しい庭園をレポートします。
川越大師 喜多院
喜多院(きたいん)は、秋は紅葉、春は桜と多くの人々が訪れる代表的な季節の名所です。
紅葉山庭園
喜多院には、客殿から望む「紅葉山庭園」という美しい庭園があり、紅葉の時期には色彩豊かに色づいた木々を楽しむことができます。客殿へと入って真っすぐ進むと、くれない色に染まった木々の光景が目に飛び込んできます。
普段は白い障子で囲まれている所も今の時期は全開になっており、大きなフレームで絶景を楽しむことができます。
横から「紅葉山庭園」を見ると紅葉の色彩だけではなく、木々の枝の動きが景色に加わり、庭園に表情を感じます。
建物内側から見る光景は、絵葉書のように美しく、ずっと眺めていられます。
渡り廊下
客殿と本堂である慈恵堂を繋ぐ渡り廊下の紅葉は、まるで額縁絵画のよう。木々の色彩のグラデーションは、思わず息をのむ美しさ!
木々の色が様々な色彩に変化しており、秋の紅葉の集大成をこの渡り廊下から眺めることができます。言葉では伝えきれない素晴らしい絶景をぜひ、現地で体験を!
曲水の庭園
「春日局化粧の間」の前の枯山水庭園は、大きな松の木と数多くの岩が印象的で、客殿前の紅葉山庭園とは、また違った紅葉の表情が感じられます。
五百羅漢
表情豊かな538体の羅漢像の脇に、真っ赤に染まった赤いモミジを見ることができます。
たくさんの羅鑑像の中には十二支を従えた羅漢像があり、自分の干支や来年の兎の干支を探してみるのも面白いですよ。兎を撫でている羅漢像見つけた!
さて、喜多院の美しい庭園の紅葉をレポートしてきましたが、寺務所に見頃を確認したところ、今が一番の見頃だということです。
拝観料400円を払っても、十分に見る価値があると思います。一見は百閒にしかず、ぜひ紅葉を見に喜多院に出かけてみませんか?
※写真撮影:2022.11.25 (金)現在