中東を襲う新型コロナ・ウィルス(3)
そのイランが中東では新型コロナ・ウィルスの被害を一番受けている。3月中旬の時点で政府発表でも感染件数は19000名、死者は1400名を超えている。イラン政府によれば10分に1人の割合で死者が出ており、1時間に50人以上の率で感染者が出ている。最終的には死者は途方もない数に達するだろう。春分の日がイランの暦では新年になるが、これほど沈んだ新年を迎えた例は近年にないとメディアは伝えている。なぜイランが、これほど酷い被害を受けているのだろうか。
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