【離乳食】食べなくて正解!トマト・ほうれん草が嫌いな理由を管理栄養士が解説
管理栄養士ママのしょこです。
トマトやほうれん草を食べてくれないと言う声をよくいただきます。特に離乳食を始めてすぐは、食べてくれず次が進まないと困っている方が多いのではないでしょうか。でも安心してください!食べなくて正解なんです。
食べない本当の理由と離乳食の工夫の仕方をお伝えします。
1、食べない本当の理由
2、生まれた時から見分ける能力がある
3、離乳食からあげる必要ある?
4、離乳食での工夫
1、食べない本当の理由
離乳食期のお子さんの味覚で、酸味と苦味は身に危害を及ぼす味として認識するからです。簡単に言うと、自分の身を守るために敏感に感じ取っていると言うことです。
2、生まれた時から見分ける能力がある
実は・・生まれた時からこの味覚の違いを見分ける能力があるんです。そう思うとすごいな!って思いますよね。
味覚・・私たちが舌で感じる味
「甘味」、「塩味」、「酸味」、「苦味」、「うま味」で、5つの基本味「五味」と言います。
3、離乳食からあげる必要ある?
この見分ける能力は原始反射みたいなものなので徐々に減っていきます。
大人の味覚をつくる5.6ヶ月〜1歳半(黄金期)に、様々な味を経験することが味覚の発達に繋がるため離乳食でも取り入れる必要があります。
4、離乳食での工夫
①少量でOK
苦いなーと経験できれば十分です。
こさじ1に拘らず少量、舐める程度で良いので経験させましょう。
②組みわせる
甘味や旨味・脂肪味と組み合わせることで酸味も苦味も和らぎ食べやすくなります。
最後に・・
本能的に嫌いなだけで、成長とともに受け付けてくれるようになります。
食べない時は食べないし食べる時は食べる!
離乳食の進め方の本だとわりと最初の方に、
トマトもほうれん草もありがちですが、
食べない理由と対処法を知れば進めやすくなるのではないでしょうか。