【甘酒】"米こうじ" と "酒かす" は何が違うの?2種類の甘酒の違いを解説!
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00343442/top_1668570383186.jpeg?exp=10800)
寒くなってくると甘酒でからだを温めたくなりませんか?
夏場に飲む冷やし甘酒もいいのですが、寒い季節に飲む熱々の甘酒もいいですよね。
以前に比べて甘酒の種類も増えてきて、スーパーでも何種類も陳列してあります。
実は甘酒と言っても、大きく分けて2種類あることをご存じですか?
・米糀(こめこうじ)の甘酒
・酒粕(さけかす)の甘酒
この違いを知っていると、スーパーで甘酒を買うときに選びやすくなりますよ。
米糀(こめこうじ)の甘酒とは?
![米糀の甘酒](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00343442/internal_1668570427541.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
米糀の甘酒は、基本的に米糀とお米だけで作られています。
米糀とは、蒸したお米に糀菌を種付けし、繁殖・発酵させたものです。
砂糖など甘味料は添加されていない商品が多く、お米本来の甘さを感じられます。
酒粕(さけかす)の甘酒とは?
日本酒などを作るときにできる副産物の酒粕をお湯や水で溶かし、砂糖を加えたものです。
![酒粕](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00343442/internal_1668570458857.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
酒粕とは、日本酒を造る過程の「もろみ」を絞ったときに発生する固形物(副産物)です。
![酒粕の甘酒](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00343442/internal_1668570500949.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
米糀と酒粕の甘酒は見た目はほぼ変わりませんが、日本酒の風味を楽しみたい方には、酒粕の甘酒がオススメですよ。
実は、酒粕があれば家庭でも酒粕の甘酒を簡単に作ることができます。
ただし、酒粕にはアルコールも含まれているのもありますので、家庭で作る場合はご注意くださいね。
価格は、どちらが高いの?
米糀の甘酒の価格は、酒粕の甘酒に比べて高い傾向にあります。
販売価格の例(近所の大手スーパーで比較)
・米糀の甘酒:150円〜300円ほど(内容量200ml前後)
・酒粕の甘酒:100円〜150円ほど(内容量200ml前後)
その理由は、酒粕の甘酒の原料は、日本酒を絞った後の副産物だからです。
一方、米糀の甘酒の原材料は米糀とお米!
スーパーで販売されているお米の価格を見ると10kg3000-4000円!それらのお米が甘酒に使われています。価格が高い理由がわかりますよね。
【補足】
酒粕の甘酒でも、こだわった商品は米糀の甘酒よりも高いものもあります。
米糀と酒粕の甘酒の見分け方!
商品名はどちらも「甘酒」となっています。
見分け方は、原材料名をチェックしてくださいね。
- 米糀の甘酒:「米こうじ」の表記があり、「酒粕」の表記がないもの。
- 酒粕の甘酒:「酒粕」と表記があるもの。
【補足】
商品によっては、原材料名に「米こうじ」、「酒粕」の両方の表記があります。この記事では、酒粕の甘酒に分類しています。
まとめ
![左:酒粕の甘酒 右:米糀の甘酒](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00343442/internal_1668570576074.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
今回は米糀、酒粕の甘酒の違いについて紹介しました。
気になる方は、お店で確認してくださいね。
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