【京都市】東山区 二千数百年前の一粒から咲く「古代の蓮」を愛でる♪
有名な清水寺の麓にある「大谷本廟(おおたにほんびょう)」さん。以前にも「すす払い」について書きましたが今回は、「古代の蓮」について!
「大谷本廟」は、浄土真宗本願寺派の宗祖「親鸞」聖人の広大な墓所です。京都人の間では、通称「西大谷」さんとか「お西さん」と呼ばれています。
ここでは夏になると、参道の円通橋が架かる池「皓月池」と「仏殿」(仏殿、鐘楼、二天門の間)脇で、「大賀蓮」(古代の蓮)が花を咲かせます。
今はまだ蕾がポツポツとでき始めたところでした!
なんと、仏殿前の2000年前から受け継がれる『古代の蓮』!今から二千数百年前の一粒の種から開花させた、とは感動しかありません!
「大賀蓮」とは、2000年前の種から大賀一郎博士が蘇らせて、開花させることに成功した「古代蓮」のことです。
淡いピンク色の上品な蓮の花は、毎年、参拝者の心を和ませてくれます。夏の訪れを知らせてくれる「蓮」の花を愛でながら、心静かに毎日を過ごせるといいですね。
蓮の花は、開花のピークは7~8月中旬頃と言われており、早朝に開花し、お天道さまがかんかん照りになるお昼には閉じてしまうので、鑑賞は午前中にぜひ!
大谷本廟 西本願寺
住所: 〒605-0846 京都市東山区五条橋東6-514