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「本みりん」と「みりん風調味料」は何が違うの?料理人の回答に…『初めて知った』『納得』

こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!

料理に欠かせない調味料といえば…「みりん」。

料理をよく作る方はもちろん、あまり作らない方でも、みりんは家に置いてあるのではないでしょうか?

みりんを買いに行くと、「本みりん」「みりん風調味料」という2種類があることに気づくと思います。そして、値段を見てみると、みりん風調味料の方が安い!

一体なぜ安いのか?私たちが買うべきなのはどちらなのでしょうか?

今回の内容をインスタで発信をして、アンケートを取ったところ…

46%の方が『初めて知った』と回答されました。また、多くの方から『納得』との回答もありがたい事に頂きました!

「本みりん」と「みりん風調味料」の違いは一体何なのでしょうか?気になった方は、ぜひ最後までお付き合いください!

今回の目次

  1. アルコール度数の違い
  2. 「本みりん」と「みりん風調味料」の使い分け方
  3. 「本みりん」と「みりん風調味料」の保存方法の違い
  4. 「みりん風調味料」が安い理由
  5. まとめ

アルコール度数の違い

まずは、「アルコール度数」から見ていきましょう!

実は「本みりん」と「みりん風調味料」のアルコール度数に大きな違いがあります。どのくらい違うのかというと…

・本みりん…14%前後
・みりん風調味料…1%未満

見てもらうと、違いは一目瞭然です!そう、アルコール度数が全く違うのです。ウイスキーとレモンサワーぐらい違うのです。

そして、このアルコール度数は料理に大きな影響を与えます。

「本みりん」と「みりん風調味料」の使い分け方

では、両者の使い分けについて見ていきましょう!

分かりやすく、まとめると…

【本みりん】
アルコール度数が14%前後と高いので
加熱する料理(煮物など)に使うのがオススメ!

【みりん風調味料】
アルコールが1%未満と低いので、ドレッシングや和え物などの加熱しない料理に使うのがオススメ!

つまり、加熱する料理なら「本みりん」で加熱をしない料理なら「みりん風調味料」を使うというわけです!

「本みりん」と「みりん風調味料」の保存方法の違い

アルコール度数が違うと、保存方法も大きく変わってきます。

ズバリいうと…

・本みりんは「常温保存」
・みりん風調味料は「冷蔵保存」

本みりんはアルコールが多く含まれているため、常温保存が可能です。しかし、みりん風調味料はアルコール度数が低いため、保存性が悪く、開封後は常温で保管する事が出来ず、冷蔵庫での保管が必須となります!

「みりん風調味料」が安い理由

本みりんよりみりん風調味料の方が安いのはなぜでしょうか?

これの答えは明白で…酒税がかからないからです。

酒税はアルコール飲料にかかる税金で、本みりんはこの税金が適用されるため、価格が高くなるのです。しかし、みりん風調味料はアルコール分が少ないため、酒税がかからず、その分価格が抑えられているのです。

まとめ

  • 本みりんのアルコール度数は「14%前後」
  • みりん風調味料のアルコール度数は「1%未満」
  • 本みりんは「加熱する料理」に使う
  • みりん風調味料は「加熱しない料理」に使う
  • 本みりんは「常温保存」
  • みりん風調味料は「冷蔵保存」
  • 本みりんよりみりん風調味料の方が安いのは「酒税がかからない」から

最後まで、ご愛読ありがとうございます。
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平日は【料理人】として活動。日々得た「知識」を惜しみなく大公開。より美味しく、健康的に!ココでしか聞けない「知識」を発信中!

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