【宗像市】黄色いじゅうたん敷き詰めたような「示現神社」♬春は桜が咲き誇り夏は山笠が奉納されます。
宗像市立東郷小学校を見守るように、小学校横の小高い丘に鎮座する「示現(じげん)神社」は、田熊地区の鎮守のお社です。
石段をのぼると境内は銀杏の木が葉を落とし、一面黄色いじゅうたんを敷きつめたような美しさでした。
正月には地域の人の初詣でで、にぎわう様子が想像できます。
◇「示現神社」正面参道から
「示現神社」の正面入り口は、住宅街にあって少しみつけにくいかもしれません。
鳥居をくぐり参道をあるくと社殿にむかう石段が見えます。
この神社では夏になるとは田熊山笠の奉納があり、五穀豊穣や無病息災を願います。
参道にたくさんの桜の木がみられます。
春は桜の名所として、知る人ぞ知る場所のようです。
社殿へ
石段を登りきってあたりを見ると、境内いちめんが銀杏の落ち葉で黄色くいろどられていて、思わず声が出るほどの美しさです。
見あげると銀杏の巨木が立っていて、ひらひらと葉を落としています。
拝殿の中に賽銭箱をみつけたので、お賽銭をいれようと拝殿内を見ると絵馬が見えました。
こぢんまりとした社殿ですが拝殿正面にりっぱな扁額(へんがく)があり、その両側と天井にかけられた大きな絵馬に、地域の人たちの畏敬(いけい)の念を感じます。
ご祭神は、素盞嗚命(すさのおのみこと)と大巳貴命(おおなむちのみこと)です。
たくさんの境内社
たくさんの境内社がまつられています。
それぞれに小さい像がおかれ、ていねいにお世話されているのがわかります。
神社裏口へ
境内社のうしろに石段があり、裏口に続いているようです。
石段下の神社裏口にも立派な鳥居があり、こちらからも参拝できます。
小高い丘をひとつ越えて、ひろいグランドにでてきました。
右手は東郷小学校です。
ここは東郷小学校に隣接するグランドで、だれでも自由に出入りできるようです。
この日は東郷小学校の少年野球チームが練習に励んでいました。
遊具がそろっていて、近所の子どもたには格好のあそび場なのではないでしょうか。
示現神社の参拝には、東郷小学校から近くにある派出所のうらを通ってグランドにはいり、正面に見える神社裏口からむかうのが分かりやすいかもしれません。
正面も裏口もきれいに整備されたすてきな神社で、境内にたつとすがすがしい気分になる場所でした。
示現神社の奉納山笠である「田熊山笠」が、来年7月にまたにぎやかに開催されるでしょう。
鎮守のお社として地域の人にしたしまれる、示現神社を紹介しました。
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(媒体名)Yahoo!JAPANニュース
◆示現神社について
所在地/〒811―3431 宗像市田熊3丁目5―16
(宗像市立東郷小学校すぐそば)
アクセス/JR鹿児島本線・東郷駅から徒歩約10分