ピーマンは「ヘタが六角形のモノを買ってください!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さん「ピーマン」は嫌いですか?
ピーマンといえば…「お子さんが苦手な野菜ランキング上位」に君臨する、嫌われし野菜の1つではないでしょうか。ピーマンが苦手な理由の多くに、「苦い」が挙げられると思います。確かにピーマンって独特な苦味がありますよね。
実は…ピーマンには甘いものもあるんです!今回の内容は、ズバリ「甘いピーマンの選び方」です。あなたがピーマンが苦手なのはもしかしたら、今まで甘くないピーマンを食べてきたからかもしれません!今回は、特に…ピーマンが苦手な方に見て頂きたい内容となっております。興味がある方はぜひ最後までお付き合いください!
今回の目次
- ヘタの「形」を見るべし!
- ヘタが「六角形」だと甘い理由
- ヘタの元気さもチェック
- まとめ
ヘタの「形」を見るべし!
今回、私が皆さんに1番伝えたいのは「ヘタの形」です。
ピーマンの選び方によく「ヘタの切り口を見る」と教える方が沢山いますが…「形」について触れている人は少ないです。
一体どういった「ヘタの形」が甘いのでしょうか?今から皆さんに問題を出します、予想で良いのでお答えください!
Q、甘いピーマンのヘタは以下のどっち?
①五角形
②六角形
まず、ピーマンのヘタに「五角形」や「六角形」が存在するのも知らなかった!なんて方も多いでしょう。
この問題の正解は…②六角形
一体なぜなのか?詳しく見ていきましょう!
ヘタが「六角形」だと甘い理由
実は、ピーマンのヘタは「五角形」と「六角形」のみならず、「円形」に近いものもあります。逆に「七角形」の物も存在します。
『ピーマンはヘタが六角形の物が甘い』と言いましたが、これは少し不十分な回答かもしれません。
正確にいうと…ピーマンは「角」が多ければ多いほど甘い!
これはつまり、「六角形」より「七角形」の方が甘いということ。
でも、なぜ?「角」が多ければ多いほど甘いのでしょうか。実は…ヘタは花びらを支えていた部分のため、花びらの枚数とヘタの角数は同じになります。分かりやすくいうと…「花びらが5枚→五角形のピーマン」・「花びらが6枚→六角形のピーマン」ということです。
この花びらの枚数が多いほど、沢山の日光を取り込んで、栄養をたっぷりと吸収した証になります。
「花びらの枚数が多い」=「栄養豊富で甘い」
ヘタの元気さもチェック
ヘタの形を見るついでに、ヘタの元気さも確認して欲しいです。ヘタの形は確かに…「甘さ」や「栄養の豊富さ」の判断材料になりますが、「鮮度」の判断材料にはなりません。
ピーマンは…ヘタが五角形以上で、さらにピンと張っているものがベストです。
糖度の度合いがヘタで分かることはあまり知られていないので、この記事を読んだ皆さんは超ラッキーです。ぜひ、今度の料理ライフに生かしてくださいね!
まとめ
- ピーマンは「角」が多ければ多いほど甘い!
- 円形 < 五角形 < 六角形 < 七角形
- 花びらの枚数とヘタの角数は同じ
- 「花びらの枚数が多い」=「栄養豊富で甘い」
- ヘタが五角形以上で、さらにピンと張っているものがベスト
- 実はワタも食べれます