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まさかのNG?「ピーマン」の間違った保存方法「3選」 元スーパーの店員が解説

ぱるとよ料理研究家

食材の保存方法は鮮度や風味を保つうえで非常に重要です。

特に、野菜については保存方法によっては劣化が進んでしまう可能性もあります。

今回は、スーパーの青果担当者だったぱるとよが「ピーマン」の間違った保存方法について解説します。

ちょっとの手間でピーマンが長持ちする正しい保存方法も一緒に紹介します。

NGな保存方法1:室温で保存

まず初めに、ピーマンを室温で保存するという方法です。

特に夏場、室温が高い時期にこの方法で保存してしまうと、ピーマンはすぐに劣化してしまいます。

気温が高く湿度も高い場合、野菜は生育するのには適していますが、保存には不向きです。

つまり、ピーマンは早く腐ってしまい、食べる前に廃棄しなければならなくなってしまうことがあります。これは非常にもったいないですよね。

NGな保存方法2:そのまま冷蔵庫で保存

次に、ピーマンをそのまま冷蔵庫に入れて保存するという方法です。

冷蔵庫は温度が低く乾燥しているため、はだかのままピーマンを入れてしまうと乾燥してしまい、すぐに萎びてしまいます。

そこで、おすすめの保存方法は、ピーマンをキッチンペーパーで包んでから保存袋に入れ、冷蔵庫で保存する方法です。

キッチンペーパーは湿度をコントロールし、ピーマンが適度に湿度を保つことができ、新鮮さを維持できます。

ただし、キッチンペーパーは1〜2日ごとに交換することをお忘れなく。ちょっとの手間ですが、これで普通に袋に入れて保存するより、保存期間が伸びますよ。

NGな保存方法3:丸ごと冷凍保存

最後に、ピーマンを丸ごと冷凍保存するという方法です。この方法は便利に見えますが、冷凍するとピーマンは硬くなり、カットしにくくなります。また、解凍後の食感も悪くなります。

そこで、お手軽な保存方法として、ピーマンをみじん切りにしてから冷凍保存する方法がオススメ。

この方法なら、使いたい分だけ取り出せ、食感も気になりません。

料理の際には解凍せずそのまま使用できるため、時短にもつながります。ただし、冷凍庫での保存は1ヶ月を目安に食べきってくださいね!

しかし、野菜・果物ごとに最適な保存方法は違いますよね。例えば、キャベツやバナナはピーマンとは異なる保存方法が必要です。その詳細については、以下の記事(外部サイト)で紹介しています。

・ピーマンとは全く違う!驚きのキャベツの長持ちさせる保存方法

・冷蔵庫で2週間以上も長持ち!?驚きのバナナの保存方法3つ

まとめ

・NGな保存方法1:室温で保存。特に夏場は要注意。

・NGな保存方法2:そのまま冷蔵庫で保存。乾燥してピーマンがすぐに萎びる。

・・おすすめ保存方法:キッチンペーパーで包んで、袋に入れて冷蔵庫。キッチンペーパーは1〜2日毎に交換。

・NGな保存方法3:丸ごと冷凍保存。カットしにくく、食感が悪くなる。

・・おすすめ保存方法:みじん切りにして冷凍庫保存。1ヶ月を目安に食べきる。

ピーマンの保存方法がわからないという方は、ぜひお試しくださいね!

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上記リンク先は外部サイト(ぱるとよ)へ移動します。

料理研究家

料理研究家、野菜、果物、コストコのお役立ち情報を発信中!【職歴】中堅スーパーの青果担当者~中央卸売市場 大卸 食育担当~3人の子供を育てながらフリーランスとして活動中。

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