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アップルiPhoneと連携する独自クレジットカード発行か。アップル製品購入でキャッシュバック増?

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
カード会社はMastercardとのこと(写真:ロイター/アフロ)

 アップルとゴールドマン・サックス証券が、『iPhone』と連携する独自のクレジットカードを2019年春に発行する予定だと米メディア『The Wall Street Journal(WSJ)』が報じました。

 このクレジットカードはiPhoneの「Wallet(ウォレット)」機能と連携して利用するもので、いくらまで使えるか支払いの上限を設定したり、残高を確認したりできるとのこと。

 同紙によるとクレジットカードは今後、数週間以内にテストのために従業員に配布され、今年後半に正式発表される予定です。

 アップルは昨今、iPhoneの販売に頼るのではなくサービス事業の拡大に舵を切っており、このクレジットカード事業もそのひとつだと思われます。

ユーザーのメリットは?

 アップルはこのクレジットカードでユーザーが買い物をした場合、ほかのクレジットカードを利用されるよりも多くの手数料収入を得ることができると『WSJ』は伝えています。

 そのためアップル製品やアップルのサービスを決済した場合、通常よりも多くのキャッシュバック(ポイント)が付与されると考えられます。

 つまり、アップルのヘビーユーザーであるほどお得なクレジットカードなわけです。『iTunes Store』での購入にも適用された場合、ガチャユーザーは手放せないカードになりそうです。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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