【Apple】学割の不正がばれたらどうなる?!学割について詳しく解説!
このページでは、Appleの学割について解説しています。
MacやiPadをお得に購入したい方は参考にしてみてください。
Appleの学割・不正利用はあまりに分が悪すぎるギャンブル
まず最初に大切な結論から書いてしまいますが、Appleで利用できるMacやiPadなどのデバイス、サービス等々の「学割」制度の不正利用は絶対に止めましょう。
分が悪いどころじゃない、リターンが全くもってリスクに見合わない行為です。
引用:https://www.apple.com/jp-edu/store
これはそもそもが「詐欺」に該当する行為ですから、「悪質」と判断されれば刑事告発される可能性すらあります。
そこまで行かなかったとしても民事で「損害賠償請求」を受けますし、Apple社のブラックリストに入ってその後、通販どころか有償のサービスすら利用できなくなる可能性まで生まれます。
学割利用で一時的にどれぐらいの金額のセーブが出来るか知りませんが、その程度でその後の人生を棒に振るリスクを取る意味は一切ありません。
基本、この手の不正行為は必ずバレますし、そもそも現在は学割利用の際の資格の確認手続きが強化されており、不正利用自体がまず出来なくなっています。
そもそも現在はApple・学割不正利用が不可能に
前の節で学割不正利用ができなくなった、と記載しました。その理由を少し掘り下げて詳しく解説しておきましょう。
店頭販売
店頭販売では学割制度の対象であることを証明できる身分証明書の提示が必須になっています。ここを誤魔化すには身分証明書の偽造が必要になりますが、は当然その行為は「犯罪」です。
つまり本来、学割対象ではない人が学割制度を何とかして利用しようとする行為は、裏技でもライフハックとやらでも何でもない、ただの不法/違法行為であることをしっかり意識してください。
ネット販売
以前はAppleの学割利用によるネット通販では、製品購入の際のチェックが緩かったようなのです。
ですが、今はその手順が完全に見直され、「UNiDAYS(https://www.myunidays.com/JP/ja-JP)」というネットサービスによる身分証明が必須になりました。
引用:https://www.myunidays.com/JP/ja-JP
このためネット通販でも学割の不正利用は出来ません。
Appleの学割制度について解説!
Appleの学割制度を不正利用するのは言語道断な行いですが、キチンとその資格がある方はぜひとも利用したいとてもおトクな仕組みあることも間違いがありません。
この制度は一般には「学割」と呼ばれますが、実はもう少し対象ユーザーの幅は広いのです。利用できるのは実は学生だけではありません。
その辺りも含めAppleの学割制度の中身を掘り下げて説明します。
引用:https://www.apple.com/jp/mac/gakusei/
学割の適用条件
まず学割の対象になるユーザーですが、以下のリストの通りになっています。
- 大学、高等専門学校、専門学校の「学生」
- 上記の学校への入学が決まっている「生徒」
- 小学校、中学校、高校、大学、専門学校の「教職員」
- PTA役員または、これからPTA役員として活動することが決まっている人
- 予備校生と予備校講師(追加の電話での確認が必要)
引用:https://www.apple.com/jp-edu/shop/open/salespolicies
上を読むと分るとおり、学生・生徒だけではなく、一部の社会人も対象になっているのがちょっと面白いところです。ですのでこの仕組みは厳密には「教育関係者割」となるのでしょうかね。
また、学生・生徒の親御さんは「代理購入」も認められています。
学割で利用できるモノ・サービス
AppleのパソコンのMacやタブレットPCであるiPadは学割料金が適用されます。
残念ながらiPhoneは学割対象外です。また、リファービッシュ品やアクセサリ、Apple Storeで扱っていても他社の製品に関しては学割が適用されません。
また、Apple製のソフトウェア、例えばFinal Cut Proなども学割が適用される製品です。
一例として最新機種である、13インチのM3チップ搭載Mac Book Airのケースを見てみましょう。最小構成で価格の違いはこんな感じです。
通常価格:164,800円
学割価格:149,800円
1割ほどお得ですね。他の機種でも概ねそれぐらいの割引率になっている感じです。
ちなみにこの世代のMacBook Air 13インチの最小構成のスペックは、メモリ8GBに内蔵ストレージが高速なSSD 256GBとなっています。
今のMacはメインメモリとグラフィック用メモリが統合されていますので、実際にプログラムが動く領域(=メインメモリ)は8GBから少し減ります。
価格やマシンの構成、割引率等々の条件は、新機種の登場などの状況によって条件が変わるはずですので、購入時に必ず最新の状況をチェックするようにしてください。
また、Apple Musicにも学割制度があります。
学割利用上の注意点
学割を利用するに当たっての注意点と言いますが、制限事項もいくつか設定されています。こちらにも十分に注意を払いましょう。
注意点1、数量制限
学割で購入できる台数には制限があります。
まとめると以下の通りです。
- デスクトップのMac:1年に1台まで
- Mac mini:1年に1台
- ノートのMac:1年に1台
- iPad:1年に2台まで
注意点2、転売禁止期間あり
学割で購入したApple製品は購入してから1年間は「利益を上乗せして」の転売が出来ません。
文言を見る限りは購入価格より安く誰かに譲ることは出来そうではありますが、つまりは「学割を悪用して儲けちゃダメ」ということです。
注意点3、身分証明関連
Appleの学割制度を利用した際、購入後に身分の再チェックがかかることがあります。
その際に学割の対象者ではないことがバレた場合には、注文の無条件キャンセル、契約解除が行えることが公式サイトに明記されています。
また、正規販売の価格との差額や損害賠償請求、法的措置がとられる可能性もハッキリと書かれています。
学割以外のApple製品をお得にゲットする方法
今年のキャンペーンは既に終わってしまったのですが、Amazonの新生活セールのようなイメージのキャンペーンをAppleも開催しているようです。
新年度が始まるタイミングに前後する形でAppleもキャンペーンを展開するのが恒例になっています。2024年は2月1日から4月10日までの開催でした。
引用:https://www.apple.com/jp/shop/browse/home/back_to_school/terms_conditions
特定の機種を購入すると通常の学割よりもおトクな値引きが受けられたようです。
ちょっとApple公式サイトの記載方法が分りにくく、なぜかわざわざApple Gift Cardでのキャッシュバックにも見える書き方になっているのですが、「キャンペーン製品の購入時に即座に適用されます」とありますので、実際には購入時の割引扱いなのではないかと思います。
2024年の例ですと、iMacやMacBook Airならば24,000円分、iPad Pro、Airは19,000円の割引でした。
こちらのキャンペーンも参加条件は学割と一緒です。かなり幅広い教育関係者、となるでしょう。おトクにMacやiPadを手に入れたいユーザーは、このタイミングも狙ってみてください。