Amazonのセールは本当に安い?確認する方法はあるの?ブラックフライデーに参加する方は必見!
「Amazonのセールは本当にお得なの?」
セール価格が本当に安いかどうかを確認するには、価格の変動をチェックできる便利なツールを使う方法があります。
今年もブラックフライデーの季節がやって来た!
今年もブラックフライデーの季節がやって来ました。様々なネットやリアル店舗でのセール開催がスタート、または開催のアナウンスが飛び交うようになっていますね。Amazonのブラックフライデーセールも、もちろん今年も開催。開催日は11月29日0時~12月6日いっぱいと公表されています。
ブラックフライデーはAmazonではプライムデーと並ぶ2大セールの1つ。普段開催される小規模セールよりも幅広い商品が割引対象になります。
合わせて先行セールも11月27日、28日の両日開催されますし、最近のセールでは恒例となったポイントアップキャンペーンも行われるようです。
何か購入を検討している製品があるのでしたら、ぜひAmazonのブラックフライデーセールを上手に活用したいですね。
実はセール価格が一番安いとは限らない??
さて、そんなAmazonのブラックフライデーセールですが、セール対象商品であってもブラックフライデー期間中の価格が最安ではないケースもたまにあることをご存じですか?
ブラックフライデーこそAmazonの最大級のセールだから販売価格面でも一番だろう、普通はそう考えがちですよね。ですが、他のセール等々でより安い価格で売られた実績がある商品もあるようなのです。
では商品の値段の面から購入タイミングを最適化するにはどうしたらいいのでしょう?ずっとAmazonの販売価格をウォッチし続けられればいいのですが、人力でそれをやるのはさすがに大変。でも実はその辺りを助けてくれるツールがしっかりあります。
そんな時には「Keepa」
ある商品のAmazonでの販売価格の推移をチェックし続けてくれるツール・サービスが世にはいくつか存在しています。
そのすべては実は本来はプロが商売をするための情報を集めるツールといった位置づけになっているのですが、今回取り上げる「Keepa」は無料で利用できる範囲だと使える機能が一般ユーザーがAmazonから買い物をするときのサポートにピッタリだったりするのです。
すごくザックリできることをまとめるなら、指定した商品の価格の変化をトレースし続けてくれるツール、と言うことになるでしょうか。
通算の販売価格の推移から、買い時を判断する強力なサポートをしてくれるはずです。
Keepaのインストール方法
では実際にKeepaを使うための導入方法から確認していきましょう。
PCにKeepa拡張機能を導入する手順
Keepaはパソコンなど、ブラウザの拡張機能としても使えるようになっています。こちらはそれぞれのブラウザの拡張機能ストアから導入します。
Edgeの場合にはこちらのページからやはり「Keepa」のキーワードで検索を行えばOK。
見つかった拡張機能をインストールしましょう。
Chrome、Edgeなど、Chromium系(Chromeと同じエンジン、コア機能)を搭載したブラウザなら、基本Keepa拡張機能が使えるようになっているはずです。
また、MacのSafariでもこの拡張機能が使えるようになっています。
スマホにKeepaアプリを導入する手順
スマートフォンの場合にはKeepaはアプリ化されています。ですのでそれぞれのOSの公式アプリストアからアプリを導入しましょう。「Keepa」のキーワードで検索すれば一発で見つかります。
アプリを導入出来たら早速起動してみましょう。初期設定としては言語圏の選択と、
使うAmazonのドメインの指定だけ。
通常は「日本」と「.co.jp」を選べばOKです。
Keepaで確認できる内容
次にKeepaアプリ/拡張機能で確認できる内容とその使い方を簡単にチェックしておきましょう。
スマホ/アプリ版
KeepaアプリからAmazonにアクセスするボタンをタップしましょう。Keepaの機能を使いたいなら、必ずこの経路を取る必要があります。
すると通常はログインしていない状態のAmazonのサイトトップページが表示されます。
こちらから検索などで価格をチェックしたい商品のページにアクセスしてください。
商品ページを下にスクロールしていくと、価格の推移を示したグラフがページに挿入されているのが分ると思います。
スマホアプリ版ですと、最初に表示される価格推移グラフは簡易版のサムネイルのようになっていて、このグラフをタップすると詳細表画面に切り替わります。
詳細表示グラフから日ごとの詳細な価格のチェック等々、様々なリサーチが行えるようになっています。
パソコンのブラウザ拡張機能版
パソコンのブラウザの拡張機能版のKeepaでは、物理的に画面が大きくて表示可能な情報量が多い特徴を上手く活用する形でスマホアプリ版よりも使いやすい形に機能をまとめてきています。
Keepaの価格比較グラフを見る手順自体はスマホと基本一緒ですが、ブラウザ版の場合には一度Keepaアプリを通すという手順が不要です。直接拡張機能をインストールしたブラウザでAmazonのページにアクセスするだけでOK。
トップページから、
目的の商品のページにアクセス。
そのページを下にスクロールしていくと価格推移のグラフが表示されます。
スマホ版とは異なり、商品ページに埋め込まれているグラフが既にサムネイルではなく詳細表示用グラフとなっているところが一番の違いですね。すぐに欲しい情報にアクセスするための各種操作が行えるようになっています。
恐らくパソコンのブラウザ拡張機能版の方が機能自体も豊富な作り込みが成されていると思います。例えば製品にカラーバリエーションがある場合、カラバリごとの情報もチェックすることが可能になっていたりします。同じ製品でも色によって価格が違うこと、Amazonでは当たり前にありますしね。
より詳細なチェックが行いたいのでしたら、パソコンのブラウザで拡張機能版Keepaを使う方がいいかもしれません。
買い時判断基準の一例
Keepaの価格推移グラフで直前1ヶ月ぐらいの価格変動を見て、その中でセール価格が安いようでしたら「買い」の判断で基本大丈夫でしょう。
ただ、セールのタイミングを意識して事前に少し販売価格を上げておき、セールの値引率を高く見せるような操作も不可能ではありません。そこは長いスパンで価格変動をチェックして判断することになるでしょう。
最近の値上げラッシュの影響で仕切り価格自体が変わる可能性も多分にありますので、判断はちょっと難しくはあるのですが。
過去の何らかのセールでより安い価格設定があったとしても、今後またその価格が再現されることがあるかといえばその可能性もなんとも言えないところです。セールと通常価格の比較で「これなら十分安い」と判断できるなら買い時と考えていいのではないかと著者は考えます。
この辺りはユーザーそれぞれの「使いこなしどころ」なのではないでしょうか。