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Ring Indoor Camを屋外で運用することって出来る?

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Ring Indoor Camはその名の通り

Ring Indoor Camはその名の通り室内向け。

本体も電源関係の付属パーツも風雨に直接さらされることを意識していません。

さてそんなRing Indoor Camですが、Amazonが販売するスマートセキュリティカメラのエントリー機種です。防水対応を含めたプラスαの機能をオミットすることで非常にお手頃な価格が実現されています。

とはいえセキュリティカメラとしての基礎となる部分については手抜きがありません。高精度なモーション検知による自動動画記録や、赤外線LEDを併用したナイトビジョン機能など、Ringシリーズの製品らしい点はしっかりと抑えています。

スペック的にはRingシリーズのコア機能に絞った実装が行われており、Ring Indoor Camは本体のみでのバッテリー駆動とか屋外での使用に耐える防水機能などが省かれています。ですがその分、よりコンパクトで軽量な本体が実現されています。

ACアダプターを同梱することで室内の「見守りカメラ」用途には、むしろ上位機種よりも適したスペックになったぐらいですね。低価格でほぼオールインワン。このセットを購入してセットアップするだけでペットや赤ちゃんの見守りなど、室内のセキュリティカメラソリューションが整うのがこの製品の魅力です。

付属の電源用USBケーブルはかなり柔らかい物ですがRing Indoor Cam自体が非常に軽量な作りですので、しっかり固定しないと本体がケーブルに引っ張られて向きが変わったりする可能性はあります。設置の際にはちょっとこの辺りを意識する必要があります。

でも、屋外設置も完全に無理というわけでもない?

Ring Indoor Camはその名前の通り、基本的には屋外への設置には適していません。カメラ本体が防水対応ではありませんし、外部電源が必須のため電源側もしっかりと風雨に耐える設置方法を取らないと屋外での運用には耐えられません。

逆に考えるなら、この辺りの防水対策をしっかりと施せるならばRing Indoor Camの屋外での運用も「出来なくはない」と言うことにはなります。

ただし、そういった運用に対する保証は一切ありませんので、あくまでユーザーの自己責任で行う形になる点は注意しましょう。

Ring Indoor Camは外部電源による運用専用のモデルである関係から「常時監視」には、バッテリー内蔵の上位機種よりも適していると考えることも出来ます。防水対応をキッチリDIYできるなら、この目的でRing Indoor Camを使うことも考えられるでしょう。

この際注意する点は、本体付属のACアダプターも水濡れは一切考慮してない室内運用向けのもののため、カメラ本体だけではなくACアダプターの防水対策も一緒に考える必要があるところです。

ACアダプターと本体を繋ぐケーブルはそれなりの長さがありますが、本格的に屋外まで配線するためには心もとない長さです。本気でRing Indoor Camを屋外運用するのでしたら、カメラ本体とACアダプターまで防水ハウジングに入れてしまうのがいいかもしれません。

上記のような工夫次第ではRing Indoor Camも屋外運用が可能、とは言えるものの、ここまでしっかりした準備が必要と考えると実は真のコスパは上位の防水対応機の方が上なのかもしれません。

右:Ring Indoor Cam 左:Ring Stick Up Cam Battery
右:Ring Indoor Cam 左:Ring Stick Up Cam Battery

屋外運用用のセキュリティカメラを検討されるのでしたら単純に本体のプライスタグだけに惑わされず、しっかり機能面まで確認・検討してから機種を選ぶようにしましょう。

すごくザックリまとめるならば、

  • 室内の見守り用ならRing Indoor Cam
  • 屋外設置が必要ならRing Stick Up Cam Battery

をベースで考えるのが無難です。

常時記録に近い運用がしたくてしっかりした防水ハウジングをDIY出来るユーザーなら、Ring Indoor Camもありかも、ぐらいで考えておくのがいいのではないかと思います。

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