【銭湯で日本酒祭り】老舗銭湯「鹿島湯」×老舗酒問屋「稲荷屋」のコラボイベントに参加!
埼玉県浦和駅から徒歩18分のところにある老舗銭湯鹿島湯。今年でこの地で開業して68年になる。
鹿島湯は開業当時の地名(鹿島台)に由来して「鹿島湯」という銭湯名になったそうだ。
浦和と言えば、浦和レッズが思い浮かぶ方も多いはずだが、浦和なのに「鹿島」湯ということで、レッズサポーターが来ないという嘘のような本当の話もあった。
この銭湯名をきっかけに「ホームなのにアウェイ」、「"浦和"にあるのに"鹿島"」というようなキャッチコピーポスターを作り、これがSNSでも話題になって足を運んでくれる方が増えたそうだ。
ちなみに店主はもちろんレッズサポーターだ(笑)
この地域に根付いて歩んできた老舗銭湯「鹿島湯」で、同じく浦和にある老舗酒問屋の「稲荷屋」とのコラボイベントを開催するとSNSで告知していることをサウナ仲間から教えてもらい、10月5日にイベントに参加してきた。
銭湯文化と日本酒文化を楽しむイベント
今回のイベントは銭湯文化と日本酒文化を楽しむということで、鹿島湯で入浴後、日本酒を堪能できるものだった。
15:00〜18:30まで入浴、19:00〜21:30までが日本酒会。
当日入浴に来れない方や混雑緩和のために入浴は後日にする方へ、後日入れる入浴券、サウナ券、一献券が用意されていた。
自分も今回は混雑するかなと思い、入浴は後日にした。
日本酒会は鹿島湯の男女の脱衣所の壁を取っ払って、約30人が参加。
人がそこそこいても息がしづらいことも無く解放感があるのは、天井が高い銭湯だからこそ。ちょっとしたイベントで人が集まるには適してるのかもしれない。
今回の日本酒のイベントでは淡麗甘口、濃醇甘口、淡麗辛口、濃醇辛口など全国各地の様々な日本酒が35種類用意されていた。
各人にプラスチックのおちょこが渡され、好きな銘柄を好きなだけ自由に飲むことができた!
普段こんなに複数の日本酒を飲める機会が無いので、少しずつ色々な銘柄の日本酒を飲むことができ、楽しい一時だった。
日本酒だけではなく、稲荷屋直営の角打ち「旬Sai-Lab」のオードブルが1人1人に用意されていて、これがまた美味かった。
別途有料でもつ煮も売っていて、迷わず購入。
これもまた美味く、日本酒に合う!
最後に花陽浴(はなあび)のあまさけジェラートまで堪能して、あっという間の2時間だった。
サウナを新設!釜焼きサウナストーンのロウリュ
今回のイベントに参加するにあたって、鹿島湯が最近サウナにも力を入れていることを知った。
2024年6月に脱衣所にサウナを新設。新設したばかりなので木の良い香りがした。
鹿島湯のサウナは4人位が入ることができ、店主が時折釜でサウナストーンを焼いてロウリュをする釜焼サウナストーンロウリュをしてくれるそうだ。
鹿島湯ではお湯を薪で沸かすため、薪釜があるからこそできる。
釜焼サウナストーンのロウリュがどんな感じなのかとても気になる。
水風呂は天然井戸水掛け流しで、ミントの薬湯の水風呂とラベンダーの薬湯の水風呂と工夫されている。
外気浴スペースも手作り感があって良い。天井が空いていて良い風が入ってきそうだ。
なお、女性側にも男性よりもコンパクトにはなるが、2人位が入れる同様のサウナ室と同じく水風呂も用意されている。(外気浴は無し)
女性はサウナは予約貸切制なので、行かれる方は事前に予約を忘れずに!
しかも予約貸切制で1時間250円と破格だ。
鹿島湯では定期的にイベントを開催
鹿島湯では今後も定期的にイベントを行っていくそうだ。
来月にはワイン会を開催することが決定している。
こういうイベントをきっかけにまだ行ったことのない銭湯に足を運んでみても良い。
新たにサウナを新設して釜焼きサウナストーンロウリュをしたり、水風呂や外気浴を用意したり、少しでもサウナを満足してもらえるようなホスピタリティが感じられる鹿島湯!
今回のイベントでもらった入浴券・サウナ券を使いにまた訪れるのが楽しみだ。