一度は食べてみたい!成城石井で買えるフランス王家に愛された世界最古の糖衣菓子とは?
フランスと言えば、一度は訪れてみたいベルサイユ宮殿。
フランス革命時代を描いた池田理代子先生の作品「ベルサイユのばら」の舞台でもあり、その豪華な宮殿の建設を命じたルイ14世は、あまりにも有名です。
実はルイ14世(1638年-1715年)が、愛したお菓子が日本の成城石井でも購入できます!
時は1591年。ブルゴーニュ地方のフラヴィニー村の修道院で生まれた世界最古と言われるドラジェ(糖衣菓子)『アニス・ドゥ・フラヴィニー』です。
美しい恋物語の様子が描かれた可愛らしいデザイン缶。
各デザインごとにフレーバーが異なりますが、今回は暑い季節にピッタリなミントフレーバーをご紹介。
アニス・ド・フラヴィニー ミント アニスキャンディ 50g
ドラジェ(Dragée)とは、ギリシャ語で「美味しい物」を意味する「Tragemata」に由来し、ヨーロッパでは、結婚式や誕生日などのお祝いの際に、「幸福」「健康」「富」「長寿」。そして「豊饒(子孫繁栄)」の5つの願いが込められたお祝い菓子として扱われているそうです。
Les Anis De Flavigny - フレッシュ・ミント・スイーツ
フランス東部ブルゴーニュ地方にある村「フラヴィニー=シュル=オズラン」
アニス・ド・フラヴィニーは、その村の旧ベネディクト会修道院の建物内で、500年以上も変わらぬレシピで作られています。
小川で、恋人同士が楽しむ「羊飼いの少年と少女の恋の物語」の一場面。
15日掛けて、ゆっくりと丁寧に作られた砂糖衣。
層は、幾重にも重なり、一粒のアニスが、核となって形を形成しています。
16世紀当時は、1粒作るのに6カ月の労力が必要だったそうですよ。
なんと「Do not bite(かまないでください)」の文字が!
かまずにゆっくりと、口の中で溶かしましょう。
甘さを最大限に抑えたミント風味のキャンディ。
スペアミントの様な感じで、ソフトな清涼感と甘さの中に、わずかに苦みを感じます。
また、とがった感じはないので、ミント系が苦手な人でも楽しめそう。そして、運が良いと中央のグリーンアニスに当たり、味の変化も楽しめます。
文献によるとルイ14世も常にポケットに忍ばせていたとか?!お出かけのお供にぴったりですよ。
歴史を感じるフランスのスイーツは、成城石井で購入が可能です。ぜひ手にとって見てくださいね。