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【葛飾区】美しい金魚がずらり、先着で金魚の配布も!「江戸前金魚展」を水元公園で開催中、6月23日まで

ASA24ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

水元公園の「水辺の生きもの館」では、現在「第五回 江戸前金魚展」を開催中です。園内の「葛飾区金魚展示場」で育てられた、江戸前金魚たちが優雅に泳ぐ姿を無料で見られます。
開催期間は6月21日(金)~23日(日)の3日間。先着80組の希望者に、今年生まれた金魚の無料配布も行なっています!

水辺の生きもの館
水辺の生きもの館

水辺の生きもの館があるのは水元公園の南東部。園内の植物や生物を紹介する平屋建ての施設です。入口をくぐるとすぐ左手に、会場の第3講習室があります。

「第五回 江戸前金魚展」の会場入り口
「第五回 江戸前金魚展」の会場入り口

会場には色とりどりの金魚たちが泳ぐ水槽がいっぱい。水辺の生きもの館の北にある葛飾区金魚展示場で育てられた「江戸前金魚」の全24種が展示されているのです。
屋外施設の金魚展示場では、タタキ池の上からのみ金魚を観察できます。こちらの会場では、水槽の中を泳ぐ金魚を様々な角度から眺められるのが魅力です。

金魚の水槽が並ぶ会場、壁の解説ボードも充実
金魚の水槽が並ぶ会場、壁の解説ボードも充実

色とりどりの金魚たち。水槽の底に映る姿も美しい
色とりどりの金魚たち。水槽の底に映る姿も美しい

入口を入って右側には、葛飾区金魚展示場で作出された「エドアカネ(江戸茜)」という品種が展示されています。黄昏の空の色を思わせる体色が美しく、風情のある金魚です。
明け二歳(生まれて1年)のエドアカネの水槽の隣には、この金魚たちから生まれた稚魚も展示されています。「こんなに小さな仔たちが、一年でこんなに大きく、綺麗な金魚に成長するのか…!」と目を見張ること請け合いです。

明け二歳(生まれて1年)のエドアカネ
明け二歳(生まれて1年)のエドアカネ

エドアカネの稚魚。小さい!
エドアカネの稚魚。小さい!

この金魚展の密かな目玉は、金魚を飼育できる条件が整っている希望者に、今年生まれた「オランダシシガシラ」「コメット」「クロデメキン」の中から3匹を先着で無料配布してくれること。先着80組のみの配布となっているため、ご希望の方はお早めに会場へ足を運んでみてくださいね。今年は初日が大雨で、来場者の出足が遅いため、狙い目かも知れません!

オランダシシガシラの成魚。貰えたらこんなに美しく育つかも…
オランダシシガシラの成魚。貰えたらこんなに美しく育つかも…

会場では「江戸前金魚 人気ランキング投票」も実施中。葛飾区金魚展示場の江戸前金魚24種類の写真が並ぶ一覧表チェックして、気に入った金魚の投票欄に、用意された赤丸のシールを貼り付けるのです。「推し」の金魚をぜひ見つけて、順位が上がるよう応援してみてくださいね。ちなみに筆者は、白い体色で頭だけが赤色の「タンチョウ」という金魚に一票を投じました。

江戸前金魚 人気ランキング投票実施中
江戸前金魚 人気ランキング投票実施中

こちらのランキング投票を行うと、特製の「金魚カード」を2枚もらえます。自分で好きな種類の金魚を選べるのが嬉しいポイントです。

全24種が揃った金魚カード
全24種が揃った金魚カード

「第五回 江戸前金魚展」の開催期間は6月23日(日)まで。週末に水元公園へお出かけの際には、ぜひ「水辺の生きもの館」を訪れて、美しい金魚たちを観察してみてくださいね。推しの金魚への人気ランキング投票もお忘れなく!

イベント名: 第五回 江戸前金魚展
会場: 水元公園「水辺の生きもの館」第3講習室
所在地: 東京都葛飾区水元公園1-1
開催日時: 2024年6月21日(金)~23日(日)10:00~16:00(※23日は15:30まで)
入場料: 無料
アクセス: JR金町駅から京成バス(金63)で「水産試験場跡」下車 徒歩約3分(土・日・祝のみ運行)
水元公園HP: https://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index041.html
第5回江戸前金魚展: https://www.city.katsushika.lg.jp/planning/1003408/1026508.html

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ライター/英和・和英翻訳者(東京都葛飾区)

出版社に11年勤務後、2009年にシンガポールに転居。東南アジアの文化と料理にハマる。2013年に帰国した後は日本文化に改めて関心を深め、今は東京の下町情緒が大好き。葛飾区の素敵なところをどんどん広めたいです。

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