【葛飾区】カラフルな花が彩る星が可愛い!小菅西公園の花時計が模様替え、園内には富士山が見える場所も
小菅水再生センターの屋上にある「小菅西公園」は、建物の上にあるとは思えないほど広々とした憩いの場です。こちらの名物の花時計が、星をいただく水玉のデザインに模様替えされました。園内ではアジサイも美しく咲いています。
小菅西公園の正面入り口は、荒川沿いにあります。空に向かって開けた階段を登ると、同園のシンボル的の花時計がある広場にたどり着きます。
なお、南側にはエレベーターが設置されており、どなたでもお気軽に園内を訪れることができます。暑い日にはこちらを利用するのがオススメです。
花時計は3月、6月、9月、12月の年4回、新しいデザインに変更されます。鮮やかな花をふんだんに用いて表現される、直径5メートルもの花時計は来園客の注目の的。今年の夏季の花時計は…
四つの大きな円の中に、星印を描いた図柄になっています。真ん中に星をいただいたカラフルな円は、まるでしずくが輝いているよう。時計の中心をめしべに見立てた、大きな花にも見えてきます。鮮やかな色が夏らしさ満点です。
花時計を彩るのは赤・白・ピンクのベゴニアと、ショッキングピンクのペチュニア、紫のアゲラタム。星のラインは白いベゴニアでくっきりと描かれています。暑さに強く、色彩豊かな花々は、見ているだけで元気をもらえそう。はっと目を引く美しさです。
四季の花が次々に咲く園内では、アジサイが見頃を迎えています。花時計の広場から、遊具がある芝生広場へと至る小道は、青や藤色のアジサイがずらりと並ぶエリア。木陰に植えられたアジサイは、暑さが続く中でも色持ちが良く、見事な鮮やかさです。
園内の南部には、フットサルコートがあります。こちらに設置されたスロープの一角は、実は隠れた見どころ。スロープの角から荒川の奥を見ると、空気が澄んだ晴天の日は富士山が見えるのです。ここは「関東の富士見百景」の中の「荒川下流からの富士」として、スロープの手すりにプレートも設置されています。
筆者が訪れたのは気温の高い日の午後で、既に雲がかなり上がっていましたが、それでも堂々とした富士山や、丹沢山地の蛭ヶ岳が見えました。晴れた日にはぜひ、ここから荒川の向こうのビルの谷間に注目してみてください。
梅雨の晴れ間には、オアシスのような小菅西公園に足を運ぶのはいかがでしょうか。見事な花時計やアジサイの小道に、元気をもらえます。運が良ければ富士山も見えるかも知れません!
施設名: 小菅西公園
所在地: 東京都葛飾区小菅1-2-1(小菅水再生センター屋上)
開園時間:
4/1~7/20、9/1~9/30 9:00~17:30
7/21~8/31 9:00~18:30
10/1~3/31 9:00~17:00
休園日: 年末年始(12/29~1/3)
アクセス: 京成線 堀切菖蒲園駅から徒歩約15分
公式案内: https://www.city.katsushika.lg.jp/institution/1000096/1006890.html