オズーナが16本目のホームランを打ち、大谷との差を3本に広げる。テオは大谷と並ぶ13本のはずが…
5月28日、マーセル・オズーナ(アトランタ・ブレーブス)は、7回裏にシーズン16本目のホームランを打ち、大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)との差を3本に広げた。
大谷は、ダブルヘッダーの1試合目が5打数0安打。2試合目は、出場しなかった。大谷がホームランを打ったのは、5月17日が最後だ。オズーナは、5月20日のダブルヘッダー1試合目に13本目と14本目、22日に15本目を打っている。
これを書いている時点で、大谷は、ブライス・ハーパー(フィラデルフィア・フィリーズ)と並び、ナ・リーグ本塁打ランキングの2位に位置している。フィリーズは、試合の途中だ。
ドジャースとニューヨーク・メッツが行ったダブルヘッダーには、12本塁打の2人、テオスカー・ヘルナンデス(ドジャース)とピート・アロンゾ(メッツ)が出場した。どちらも、本数は増えていない。
1試合目の2回表に、テオスカーが打ち返したボールは、センターのフェンスを越えた。だが、ジャンプしたタイロン・テイラーのグラブに収まりかけ、捕球はされなかったものの、フィールドへ戻った。この一打は、ホームランではなく、二塁打となった。
打球が飛んだ場所は、フェンスのすぐ後ろが壁になっている。この壁にグラブが当たった衝撃により、ボールがグラブから跳ねて出た、という可能性もあるが、壁がなければ、ボールはグラブから出てフェンスの向こうへ落ちていたかもしれない。
ホームランとなるはずだったテオスカーの打球が、そうならなかったのは、今月2度目だ。15日の試合で、センターのルイス・マトス(サンフランシスコ・ジャイアンツ)にホームランをもぎ捕られている。