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「瑠璃色の地球」が見えますか?次世代が願いを込めて繋ぐMUSIC DAYS!【神戸市】

Hinata J.Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

いよいよ2023年、令和も既に5年となりました。流行り病が落ち着いてきたかと思えば次は戦争の話題など、心がモヤッと晴れないままいる人も多いのではないでしょうか。

少しでも気持ちを切り替えられたらと、美しい風景やおいしいもの、楽しい時間を探して街を歩いていたら、通りかかった場所でキラキラしたものに出会えました。

「神戸市立中央区文化センター」という施設が、神戸市中央区役所の一階にあるのをご存知でしょうか。去年の7月にオープンしたばかりなのだそうですが、今までにも音楽コンサートや絵画の作品展などを開催しています。

たまたま通りかかったその場所の入り口で、今月末にここで行われるコンサート「NEW YEAR MUSIC DAYS」のプレイベントをやるそうなので、見ることに。歌ってくれるのは、小、中高生の若いこども達が中心なのだそう。

イベントのポスターには見覚えのある絵がありました。神戸・東京を拠点に活動されている画家の寺門孝之さん。寺門さんと言えば天使の絵がとても印象的ですよね、私もファンです。

そのポスターには「瑠璃色の地球」と書いてありました。そう、ポップス界の巨匠、松本隆さんが作った曲です。

松本隆さんも神戸に移住されていますが、神戸に縁のあるこのお二人とも関係性のあるコンサートなのでしょうか。と、一階の玄関前でプレイベントが始まったようですよ。

バイオリニストの隣には、女子高生くらいの若い子がふたり。「アメイジンググレイス」を歌ってくれました。「しあわせはこべるように」では、小学生らしき小さな子達も登場して一緒に歌っています。

その姿がとても一生懸命というか、何だかキラキラして見えたんです。このコンサートの発端は、神戸にとって忘れられない時でもある一月に、平和の歌をうたえたらという想いから始まったそう。

ちょうど「1.17の集い」が東遊園地で行われていたその日です。大きく開け広げられた会場の入り口にこども達が並び、道ゆく人々に向かって語りかけるように歌っています。純粋な気持ちほど訴えかけてくるものはありません、思わずじんわりときてしまいました。

この日はプレイベントで、コンサートは22日、29日と続きます。ポスターにある「瑠璃色の地球」の歌詞に込められた「どんな状況でも明日が来る、朝が来て希望がある」というメッセージをたくさんの人に伝えたいと、この歌をうたってくれるそうですよ。

次世代の心からの想いを、ぜひ。

NEW YEAR MUSIC DAYS 〜瑠璃色の地球〜

NEW YEAR MUSIC DAYS 〜瑠璃色の地球〜 情報案内サイト(外部リンク)
二胡、アコースティックギター、ヴァイオリン、ピアノ、ビックバンドジャズ、シンガーソングライターから少年少女合唱団まで、様々なミュージシャンによるコンサート
日程:2023/01/22(日)、29(日)
時間:13:30~
会場:神戸市立中央区文化センター1階 多目的ルーム
入場料
一般:2,500円   
アンダー18:1,000円  
1/22&1/29 両日参加(一般):4,000円 
未就学児 (膝上) 無料
チケットは神戸市立中央区文化センター10 階または、peatix で販売
問い合わせ:078-381-7899
Google マップ

22日(日)13:30~(13:00開場) 

出演:あづみ、aya、杉本裕子、tak、HATバレエサークル、Hiromi&稲垣涼子

29日(日)13:30~(13:00開場) 

出演:神戸室内アンサンブル少年少女合唱団、KOSMA音楽愛好会、神戸ユースジャズオーケストラ、近石涼、ハロルド、みちか 

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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