こんな所にミシュランの担担麺が!あなたは体験しなくてもいいのか?【神戸市・ENISHI】
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神戸「さんプラザ」の地下には、老舗から新規店舗まであらゆる飲食店が味を競い合っている、古くからの食の名店街があります。そこに「ミシュランビブグルマン」を受賞した担担麺(ラーメン)があると知って、突撃訪問してみました。
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「担担専門店 ENISHI 総本店」の「担担麺」が、ミシュランビブグルマンを受賞したのは2016年のこと。そこから食べログラーメン百名店で、2017年から21年まで続けて受賞しているという名物メニューです。
ここ、さんプラザに「KOBE ENISHI」として2021年8月にオープンしてから既に半年以上が経ちますが、やはりミシュランの名前は大きいのか噂を聞きつけてくる人が後を絶たないようで、土日祝は階段側まで並んでいる様子です。
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結構濃いめの味付けで、味がはっきりしています。その分ハマる人はどこまでもハマるそうで、週3で通う常連さんが20人程いるという話だから驚きです。その特徴は、20種類のスパイスを使って作る「自家製ラー油」にあるそう。
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では今から、担担麺の旨味を徹底づけた「痺れと辛さ」を実際に体験してみます。目の前に置かれた丼ぶりの麺を、お箸でガッツリとすくい上げてダイナミックに混ぜます。麺の量は170gと多め、そこにしっかりと絡まっていく神戸ポーク、国産水菜、インド産ナッツ、淡路産玉ねぎ、お店特製スパイスなどの具材たち。
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まずはひと口食べてその旨味を噛みしめます。もっちりした麺、具材それぞれの食感、スパイスの風味…色んな感覚が一度に刺激されますが、それらがバラつかず調和しているのが分かります。なるほど、この一体感がミシュランビブグルマンに認められた所なんですね。
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ここで、MYオリジナルを探っていきたいと思います。お店の特徴として、スパイスの後足しやお酢、レモンなどの味変素材が数多く用意されていて、自分流のオリジナルの味をとことん追求できるという面白さがあります。
今回は「中辛」でスタートしましたが、そこに「辛さ3、痺れ3」を足してみました。辛くなるほど、挽きぐるみを練り込んだ麺の優しい甘さが引き立ちます。程よく痺れ感もやってきて、香りも立っています。
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そこに温玉を投入。先ほどのスパイスで凝縮された旨味がマイルドなコクに包み込まれました。味の個性が徐々に強くなってきています。
更に「痺れ2」を追加投入。香りがもう、凄いです。ここまでくると「マーラー味」を最初に選ぶのと変わらないそう。かなり濃厚で刺激がビリビリきています、もうここは強者の範囲なのかも。
目の前にある「オレンジ酢」を回しかけると、突然のサッパリ感がやって来ました。レモンもいけるよとの声に、レモンも一絞りしてみます。爽やかテイストでツルッと喉越しもGOOD。
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どんどん味変に走りましたがこれでラスト、締めの「ダイブ飯」を投入です。カツオふりかけと梅干しが入ると、途端に和風テイストに早変わり。まろやかさも加わり、残り具材が混ざった米をガツガツいける感じです。
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実は「KOBE ENISHI」のオーナーさんも5年前、この担担麺にハマって総本店へ週3通いをしていたファンのひとりなんだそう。順調だった前職を辞めてでもやりたいと、一念発起して始めたのがこのお店なんです。
そこまで思わせた味、そしてそんな情熱が込められた担担麺。毎朝スタッフ達と麺を食べ、その日の茹でる温度加減を話し合いながら細かくチェックしたりと、日々真剣にその味と向き合っています。
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ミシュランビブグルマン、お墨付きの担担麺。その味わいを是非あなたも一度体験してみては?
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定休日なし
住所:神戸市中央区三宮町1-8-1 さんプラザ B1F 013 (フロアマップ35)
※撮影時のご協力を頂きました