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福岡市の繁華街・天神のど真ん中で〈本格的な濃厚豚骨ラーメンを力強く体感〉今も王道の一杯に磨きをかける

RAMEN ANTENNAラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

2008年に福岡県福岡市東区若宮で創業した初代の「博多ラーメン けんのすけ」。そのお店を現在のご主人が継承し〈博多ラーメン 二代目けんのすけ〉としてリスタートさせたのが2013年。王道感あふれる濃厚な豚骨ラーメンを美味しくいただけるお店として頭角を現し、現在は本店を九州・福岡の代表的な繁華街になる福岡市中央区の「天神」へと移転・進出し〈博多ラーメン 二代目けんのすけ天神本店〉として、今も変わらず濃厚な豚骨スープに磨きをかけながら、福岡の「ド豚骨」のラーメンシーンを牽引するお店の一つになっている。

天神で濃厚な豚骨を食べたい時の代表格

天神地区で本格的な濃厚豚骨ラーメンを食べたくなった時は、まずはここ〈二代目けんのすけ〉が脳裏に浮かぶ。この日も天神での用事を済ませ14時過ぎのピークタイムを終えた時間帯に訪問。明治通りの建設中の高層ビルを横目に見ながら天神の中心街を進み、路地に入るとソレと分かる濃密な豚骨のいい香りが漂いはじめると、ちょうど〈二代目けんのすけ天神本店〉に到着する。

店内には数組先客はいるものの、のんびりとした雰囲気。入って左手にある券売機での選択は、最上段左上の「味玉ラーメン:970円」。いつもの発券メニューだ。食券をスタッフさんに手渡し、麺の硬さは「カタ」で注文。お一人様向けのカウンターの一番奥の席に座らせていただいた。

待つことしばしで配膳された一杯は、見た目からも濃厚さの分かる豚骨のスープ。香り立つ個性的な「味玉ラーメン」は、大きめのチャーシューにネギとキクラゲと海苔、さらに味玉のコントラストが食欲をそそる大好きなひと品。スープをひと口啜ると豚骨本来の旨みが直に伝わってくる本格派で、しっかりとしたカエシの旨みも感じられると同時に脂感は思いのほか控えめなので、とても飲みやすく。豚骨本来のスープの旨みや美味しさを思い切り楽しめる一杯に仕上がっている。

ザクザク食感の細ストレート麺が旨い

濃厚な豚骨スープに合わせる麺は、博多のラーメンらしく、とても歯切れのいいザクザクとした食感の細ストレート麺で、その食感がまた、たまらなく美味しくてスープとの相性も抜群にいい。

卓上のラーメン用にんにく醤油も絶品

途中から味変したい時や替玉した時には、卓上に置かれている「ラーメン用にんにく醤油」が衝撃の美味しさでおすすめ。ぜひお試しいただきたい逸品で少量をラーメンのスープに垂らすだけでも「豚骨ラーメン」そのものの味わいが深くなり、輪郭のハッキリとした一杯に変貌する。

さらに量を調整しながら足していくと自分好みの味わいが完成する。また、通常の「ラーメンのタレ」も卓上にあるので併用するのもあり。そんな自分自身のアレンジで、いつも以上に味わい深い一杯をお楽しみいただけるはず。

晩酌に合う一品料理や定番メニューも充実

通し営業のため、いつでも飲んで食べてくつろげるお店。この日もお昼遅めの時間帯だったこともあり大きなテーブル席では旅行者の方々がラーメンやギョーザをお供に飲みながら楽しまれていた(替玉も何度もされていた)。晩酌用の飲み物や一品料理も充実していて「晩酌セット」という、ビール1杯にギョーザ(5個)と唐揚げ(3個)が付くセットメニューもある。また〈けんのすけ〉と言えばの「天津飯」というくらいの有名なメニューのほか、定番の「チャーハン」も抜群の美味しさ。

観光や出張の方はもちろん、仕事終わりの夜に、酒の肴とともに軽く一杯飲みつつ、最後のシメに濃厚な豚骨ラーメンをいただくのもまた楽しみの一つ。近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

博多ラーメン 二代目けんのすけ天神本店

住所  :福岡県福岡市中央区天神1丁目13-13[地図
営業時間:11時00分~翌0時30分
定休日 :不定休
駐車場 :専用駐車場なし、近隣に有料駐車場あり

ラーメンアンテナ|福岡のラーメンを愛する地元民の一日一麺

福岡の片隅で日常食としてのラーメンを啜り続け、日々頭の中でグルグルとラーメンが廻っています。一日一麺、週間9麺、毎年450麺ほどを食べています。福岡の地元民が日々食べているラーメンをできるだけ多くの方に知っていただきたいという想いから肩肘張らない感度緩めな『ラーメンアンテナ』をお届けしています。少しでも福岡での麺活の参考になれば幸いです。〈 Horii Koji 〉

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