「言ってくれないんだ?!」友人のオランダでの心臓手術に驚きの連発
オランダ在住で日本人夫婦の日常生活を漫画ブログ等で発信している樫山ひかです。
日本人の友人から聞いた入院と心臓の手術に驚きの連発。
コロナ禍があり、ハイリスクの友人飯田さんと会うのを控えていたひかさん。その間にひかさんが病院で受けた麻酔なしで行われそうになった手術の話題で盛り上がりました。そして飯田さんもコロナ禍の中、入院と心臓の手術をしていたのですが。
オランダはよほどじゃないと入院はなく、日帰りが多いようです。出産も基本は日帰り。
飯田さんの心臓手術も術後3日で退院したようで「短くない?」とツッコむひかさん。
短期の入院だからてっきりカテーテルで術後の体の負担も楽な方法だと思ったら開胸手術していてビックリのひかさん。
飯田さんの家はエレベーターがない3階なので、階段も登れないんじゃ?と心配したそうです。さすがに飯田さんもそれは厳しいと感じ、一か月ほどは知人の家で居候していたようです。
日本の場合だと方針に不満があれば他の病院へ変えればいいのだけど、オランダは登録制のかかりつけ医制度です。その為、病院へ行くのに自分の意思でその都度病院を変える事ができません。
飯田さんはもう数年前からずっと「体調がおかしい」と言っていて、かかりつけ医に毎週通ってあれやこれや話しても一向に治療は進まなかった。(かかりつけ医にはX線もありません)専門医へ行けばきちんとした設備で検査ができるのに、その専門医へ行けるのもかかりつけ医からの紹介がないと行けません。
その為、オランダではいかに早く専門医へ行けるかが勝負です。
そして心臓科へ行けるのに2年もかかり、心臓へ血液を送る血管が3本も細くなってしまっていたことがわかってすぐに手術がきまってくれたそうです。
そうやってやっとできた手術ですが、まだ調子が悪い飯田さん。そこで驚くことを聞かされたのです。
予定されていた手術の内容とは違う結果。だけどそれを患者本人は聞かされておらず、かかりつけ医も手術は100%無事に終わったものだと信じていました。
できなかったのは仕方ないけどきちんと説明はしてほしいと言う飯田さん。
また飯田さんは齢80に見えない動きを見せるほど元気らしく、「元気そうだからいいじゃない」と言うかかりつけ医。
「普段調子が悪いと言ってるけど、一緒に買い物行くと率先してカートを置き場に戻しに動いたり、ひかちゃんは座ってて!と言う」とひかさんも飯田さんの元気そうな動きを認めているようです。
でもさすがにドクターが「元気そう」で「検査する必要なくない?」と判断するのは厳しくない?とひかさんは思うのでした。
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