人生に悩んでいる人へ。ジョン・バニヤンの名言「お返しのできない…」英語&和訳(偉人の言葉)
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はジョン・バニヤンの名言をご紹介します。ジョン・バニヤン(1628~1688年)は『天路歴程』の著者として知られるイギリスの作家・宗教家です。
今回は、人生に悩んでいる人に届けたいジョン・バニヤンの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
人生に悩んでいる人へ。ジョン・バニヤンの名言「お返しのできない…」英語&和訳
「お返しのできない誰かのために何かをするまでは、今日を生きたことにはなりません」
John Bunyan(ジョン・バニヤン)
しばらく前、スーパーに買い物に行って、その帰り駐車場を歩いていると、駐車場にいなり寿司のパックが落ちていたのですね。
それを見て、私は迷ったのです。それを拾って、家に持ち帰って自分で食べてしまうか、それとも、お店の人に「これ落ちていましたよ」と返すか。
結局、私はそれをお店の人に返したのですが、後から考えると、迷うほどのこともなかったのですね。そのまま持ち帰って食べていたら、罪悪感があったと思います。もしかしたら、いなり寿司を買った人が後からいなり寿司を落としたことに気が付いて、戻ってきたかもしれません。
「何かを得れば何かを失う、何かを失えば何かを得る」とよく言いますけれども、その時に私は何を得たのだろうと。いなり寿司は失っているわけですよね。いなり寿司の代わりに何を得たのだろうと。
それは、良い行いをした後の幸福感だったり、充実感なのかなと。良いことをすると気分がいいですよね。前向きな気分の時、幸せな気分の時というのは、仕事もはかどりますよね。良いアイデアも浮かびやすいと思うのですね。
前向きな気持ちは伝染しますよね。そうすると、周りの人も前向きな気持ちになる。そう考えると、それはいなり寿司よりもずっと価値のあるものだったのではないかなと。
「誰かのために生きてこそ人生には価値がある」
Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)
人生に悩んでいる人へ。「人助け」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はジョン・バニヤンの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『アインシュタインの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、アルバート・アインシュタインの名言を44句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『「幸せ」に関する名言集【英語原文と和訳】(世界の偉人たちの言葉)』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、「幸せ」に関する世界の偉人たちの名言を39句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「人助け」に関する世界の偉人を3句ご紹介します。
「すべての人を救うことはできません。しかし、すべての人に救うことができる人はいます」
ロナルド・レーガン(アメリカ合衆国の第40代大統領)
「人に貢献することというのは、この地球に住むための家賃のようなもの」
モハメド・アリ(アメリカの伝説的なプロボクサー)
「あなたのおかげで誰かの負担が軽くなるなら、この世界に生きる意味があるということです」
チャールズ・ディケンズ(イギリスの作家)
お読みいただき、ありがとうございました!