【姫路市】自然体でいられるカフェへ。微笑ましいミニマフィンやアニマルクッキーは贈りたい人の顔も浮かぶ
焼き菓子がメイン、1月にオープンした「mokuparlor」は姫路市北条永良町のレディースファッションや雑貨をはじめとするセレクトショップ「Private shop MOKU」内にあります。イートインもテイクアウトも可能。ミニサイズのマフィンや新作のアニマルクッキー、涼しげな夏ドリンクを求めて、MOKUを目指しました。
可愛いさと上質な甘さの融合
センスの良いさまざまな商品が目に飛び込んできて、なかなかparlorの正面へ行き着けません。代表の岡部有香さんに「Private shop MOKU自体は1997年から続いています」と聞きました。姫路市民なのに知らなかったなんて迂闊。
スイーツはすべてが手作り。上質な高千穂バターと生クリームを使用し、製菓専門学校を卒業した娘のamiさんが担当しています。
ミニマフィンやガトーショコラが並んでいました。マフィンのフレーバーは6種類ほど。SNSを中心に情報をキャッチし、流行りの組み合わせを考えているのですって。
取材日は「レモン」「メープルアップルシナモン」「こしあんクリームチーズ」など。素材が十分に堪能できる仕上がり具合。レモンはすっきり、アップルは歯応えがあり、あんは本来の甘み。生地にきび糖が使われているからなのか、甘さは控えめです。
ミニサイズなので一度に多種類が食べられるし、食後でも口に運べますね。
一体感ある空間とスイーツ
自然体でくつろげるカフェ。ショップ内の商品はジャンルを統一していないというのに、まとまっている。流れているオールディーズもマッチし、スイーツも雰囲気にぴったり。
「以前からのお客さんとお話ししたり、作家さんを迎えてイベントを開いたりできるスペースを持ちたくてカフェを」と有香さん。丁寧でやさしい語り口の有香さんとなら、会話が弾み、出会いが広がっていくのが分かります。
千姫は奥のイートインスペースへ。
夏限定のドリンク「ゼリーポンチ」。
イチゴ、ブルーハワイ、メロンのゼリーとミカン、キウイ、パインアップル、チェリー入りのしゅわっと華やかなサイダー。暑さに対抗できそう。
人気の「マスカルポーネ ベイクドチーズケーキ」は、しっとりしていてクセがない。
口に入れるのがためらわれるほど可愛い「アニマルクッキー」。ウサギ、クマ、イヌの目と鼻は黒ゴマです。「せ~の」とちょっぴり勇気を出していただきました。ほろっと軽い食感で、一つでは収まりません。
千姫はミニマフィンとアニマルクッキーを贈りたい人の顔が浮かびました。もう、それだけでワクワク。きっと渡すときもドキドキ。相手の笑顔を見てウキウキ。3回もポジティブな感情が生まれるなんて。
Private shop MOKU mokuparlor
兵庫県姫路市北条永良町22
営業時間:平日11:00~17:00 土、日曜・祝12:00~17:00
定休日:月、火曜
駐車場:あり
※問い合わせやホールケーキなどの予約はインスタグラムのDMから