Yahoo!ニュース

【京都市】東山区 スーパーラグジュアリー(超高級)ホテル「シックスセンシズ 京都」開業♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

『三十三間堂』や『豊国神社』そして、『京都国立博物館』などがある東山区に、スーパーラグジュアリーホテル「シックスセンシズ 京都」が23日にオープンしました。

自然派ラグジュアリーリゾート「シックスセンシズ」が、ウェルネスとサステナビリティ、そして独創性あふれる非日常の体験を取り揃えたアーバンホテルとして日本初上陸です。

「シックスセンシズ 京都」では4月23日に開業に伴い、報道陣や関係者を集めた記念式典を開かれました。

式典に出席したスパのニール・ジェイコブスCEO(最高経営責任者)、京都市長、京都府副知事、そして開発などを手掛けたウェルス・マネジメントの千野和俊社長、ホテル運営を担うワールド・ブランズ・コレクション ホテルズ&リゾーツの河野社長などが挨拶されていました。

『高津商会』でもかなりお世話になっております♪

ご挨拶では、「量」より「質」を重視する富裕層の誘客が京都の今の課題の一つでもあるオーバーツーリズム(観光公害)の抑制につながるという話をされていました。

「シックスセンシズ 京都」のデザインは、日本独自の芸術文化がもっとも栄えたと言われる「平安時代」からインスピレーションを得ている、というお話がありました。

『高津商会』が用意させていただいたコサージュが皆様の胸に光ります。

オーガニックな素材にこだわったオートクチュールの藤の花。

シルク素材で友禅などに使われる自然派顔料で特別に製作した「源氏物語」を代表する今の季節のお花です。

ロビーに足を踏み入れると、アロマ調香デザイナー齋藤智子さんによるオリジナルの香りでお出迎え。

日本の木の精油を軸にした、心地よくととのう香りで、北山杉や熊野の檜を使ったオイルなどで作られた、私も大好きな智子さんの香りです♪

ちょっとしたロビーのオブジェにもこだわりがあります。

鏡開きの後は、各部屋や施設の視察がありました。

京都の伝統的な焼物「楽焼」タイルを504枚使用した屏風があるロビー。

また屏風の図柄は、「源氏物語」の舞台の一つで天狗伝説がある、レイキ(霊気)発祥の地でもある神聖な鞍馬山がモチーフ。

レイキをロンドン滞在中に学び、天狗が大好きな私にとって鞍馬山は聖地!

手を合わせたくなる素敵な屏風です。

その向かい側には、右京区栂尾(とがのお)三山の一つで、これまた私が大好きな高雄山「神護寺」のすぐそばにあり「神護寺」の別院であった世界遺産「栂尾山 高山寺」所存の国宝「鳥獣戯画」のモチーフなどが使用されています。

部屋番号の上にそれぞれの顔が違う狐の面がありました。

ホテルは全81の客室があります。

Sleep With Six Senses(快適な安眠環境を提供するシックスセンシズ式快眠プログラム)に則り、ハンドメイドによる特注のオーガニックマットレス、温度調整枕、羽毛布団、オーガニックコットンのシーツを完備。

窓からは東山をのぞめ、また躑躅がとっても綺麗に咲いてます。

かなりの広さを備えた「3ベッドルーム ペントハウス スイート」。

スイートルームのリビングではカエルのモチーフが飾られてます。

こだわりのバスルームもオーガニックにこだわったものが置かれていました。

一つ一つにこだわったデザインのものが置かれています。

癒しのサウンドが楽しめるスピーカーもあります。

最高級の「ペントハウス スイート」は238平方メートルで1泊1室200万円前後からだそうです。

「宿泊だけでなく商談会場などに使いたいとの問い合わせが増えている」とのこと。

廊下にはシックスセンシズの色である紫の上品な花が添えられていました。

プライベート日本庭園が独占できるお部屋もありました。

伝統的な日本庭園の中庭付き「プレミア スイートガーデン」です。

お部屋のバスタブから庭を望みながら癒されます。

「シックセンシズ 京都」は、最安でも1泊1室15万円(税・サービス料込み)からのご提供。

心地よいスパを擁する「シックスセンシズ 京都」では、さまざまなワークショップなども行われています。

お水もマイボトルに入れられるというこだわり!

レストランやスパ、プールなど付帯施設を充実させている「スーパーラグジュアリー(超高級)」に位置づけられるホテルです。

「カクテルバー Nine Tails(ナインテイルズ)」がこれまた、大人の雰囲気満載のいい感じです。

BARのセンターテーブルには、ジンジャーなどの健康に良いものが置かれていました。

また9尾の狐がモチーフのオリジナルボトルがとっても可愛い♪

隠れ家バーとしてバーだけの利用も可能だそうですよ。

「オールデイダイニングSekki(節気)」では、日本の24節気に合わせた食事と飲み物を提供されます。

広く楽しいホテルのガーデンとつながっています。

『高津商会』ならではの、京都らしくて楽しいイベントがこちらでできそうですね、とお話いただきました♪

ホテル内のレストランとバーは、「Eat With Six Senses」(天然由来で、地元での持続可能な栽培法による食材を用いたシックスセンシズ流の食体験)

調理方法においてにもサステナビリティに配慮されているそうです。

どれも美味しそうなメニューです。

「Cafe Sekki(カフェ 節気)」では、淹れたてのコーヒー、クラフト紅茶、自家製コンブチャ、ヘルシーなスロージュースなど幅広いドリンクメニューを提供。

お仕事をここでされている方もいらっしゃいました。

ホテル内は木材を多用し、「源氏物語」や狐、水の流れを描いた襖絵、「鳥獣戯画」のモチーフなどを使用されています。

廊下にも「鳥獣戯画」のモチーフが!

「バイオハック リカバリー ラウンジ」
「バイオハック リカバリー ラウンジ」

「バイオハック リカバリー ラウンジ」(最先端機器を活用して疲労回復を図る専用エリア)は、到着時の時差ボケや旅ナカの疲れからの速やかな回復に最適です。

スパ京都限定のトリートメント「阿吽(あうん)」では、伝統的なお香を使ったリチュアルから始まる、身体の調和を図るマッサージが受けられるそうです。

音で調子を整えるトリートメント。国内外で音楽の仕事をしてきた私にとって、大変気になるトリートメントです!

音又の振動で気の流れを促進し、心の平穏や調和、悟りを追求する禅の思想を象徴した、シグネチャーメニューの一つです。

施設内に京都府内唯一の「WATSU(ワッツ) 水中ボディワーク」専用プールを備え、心身の状態を整えるボディワークを提供。

海外からの視察団をお連れしたときは、このプールはかなり好評でした。

リラックスさせてくれるライトの色。

シックスセンシズ 京都のオリジナルグッズも販売されています。

シックスセンシズならではのアイテムを取りそろえたブティックを併設するスパでは、斎藤智子さんのアロマの香りも楽しむことができるそうですよ。

天然 100%で創るアロマ調香デザインスタジオ TOMOKO SAITO AROMATIQUE STUDIO が、 日本初上陸の自然派ラグジュアリーホテル「シックスセンシズ 京都」の香りをトータルプロデュース!
グランドオープンにあたり創香したのは、 ホテルを象徴する香りとして空間演出に用いる「シグネチャーセント」、スパの香り 3 種類、オリジナルアロマ製品(ブレンドオイル、ルームミスト)になります。
1. シックスセンシズ 京都 ブレンドオイル ホテルエントランスなどの空間演出に使用する
「シックスセンシズ 京都」オリジナルブレンド 容量: 5ml
価格 : 5,500 円(税込)
2. シックスセンシズ 京都 ルームミスト シグネチャーセント(ブレンドオイル)のスプレータイプ。
お部屋でアロマを気軽に楽しみたい方に 容量 : 70ml
価格 : 4,500円(税込

実は私もアロマセラピストでフレグランスコーディネートする資格をロンドンで取得したのですが、とにかく智子さんの自然がいっぱいの香りが大好き!

お家に帰って香りでまず癒されます♪

ヨガのマスターも特別に来日されていました。

スパのみでも利用可能だそうです。

「睡眠」「デトックス」「ヨガ」「フィットネス」といった目的に合わせて組み立てられた各プログラムが用意されているそうです。

<シックスセンシズ スパ 京都> 営業時間10:00~20:00
ご予約 075-531-0712(シックスセンシズ スパ 京都 直通)

自家製コンブチャ、ヘルシーなスロージュースなど幅広いドリンクメニューも提供されています。

滋味あふれる朝食と、ホテルでのお食事やスパに利用可能なホテルクレジット特典が付いた宿泊プランなど開業記念キャンペーンが行われています。

館内施設として、サステイナビリティに関する活動を紹介し、持続可能な取り組みを学ぶことができる拠点「アースラボ」や、天然由来の材料を用いた手作り体験ワークショップなどを開催する施設「アルケミーバー」の他、アンチエイジング・トリートメントから、最先端の科学、伝統的なヒーリング手法、日本の禅文化を組み合わせたユニークなウェルネスメニューが体験できる「シックスセンシズ スパ」では、男女別の温浴施設、屋内プール、ジム・ヨガ等の専用施設をご用意。

「シックスセンシズ 京都」でしか味わえない極上の時間を古の都で体験できるのが、嬉しいですね♪

シックスセンシズ 京都
所在地;京都市東山区妙法院前側町431

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。ジャーナリスト、写真映像家、イベントプロデューサー、特殊ツアーガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深める毎日。

高津商会RICAの最近の記事