東京湾で釣れていいの?仕事終わりの岸壁で釣れちゃうイカの王様「アオリイカ」
釣り好き一筋人生を送ってきました、関東釣り散歩のひげお爺ちゃんです。
これまでの経験をもとに「釣り場のこと」「釣具のこと」をはじめ、釣りや水辺に関するあらゆるお役立ち情報をご紹介していきます。
今回はイカの王様「アオリイカ」のお話。
高級食材だけになんとなく遠方の漁業や船に乗って釣りをしないと手に入らないものかと思いきや全然そんなことはない。普段釣りをしている堤防や岸壁で手軽に狙えるイカだったんです!時期とタイミングさえ間違わなければ初心者でも十分釣れる可能性がある秋。
釣ってみたい!食べてみたい!という方は今がチャンスです。
イカの王様「アオリイカ」
アオリイカはイカの中でも最高級食材と言われ、別名「イカの王様」とも呼ばれます。スーパーでもたまに姿状態で売っているのを見たこともあるかと思いますが、キロ前後の大きさだとお値段もかなりしますよね。食べてみると口に入れた瞬間にわかる上品な甘さと噛めば噛むほど増してくるネットリ感が堪らなく美味しいイカです。
通常は外洋向きの定置網などで漁獲されることが多いのですが、近年では東京湾奥にある大都会横浜の岸壁でも釣れてしまうことがわかり、イカ狙いの釣り人も年々増殖中。これは今まで釣りがしたことがない人でもイカを食べるのが好きな方なら興味を持ってしまう話ですよね!
東京湾で釣れることがわかってきたのは2007年頃
関東から近いアオリイカが釣れるポイントと言えば伊豆半島をはじめ千葉県の南房や神奈川県の三浦といった外洋に近い半島ではもともと釣れるイメージがあったと思いますが、東京湾奥の横浜エリアの岸壁で釣れることが認識され始めたのは2007年頃。当時釣具メーカーのヤマリアが製品テストをおこなっていたら7杯も釣れてしまい、そこからポイントの開拓や狙い方を攻略していったという話があります。筆者自身も横浜でアオリイカを釣り始めたのは今から15年前の2009年でその頃はまだ横浜でアオリイカを狙っている人はあまりいなかったのですが、実際は300gから最大800gほどの良型のアオリイカがよく釣れていたのです。
最盛期の秋は高確率で釣れる!
東京湾奥でもアオリイカが釣れるということは年を追うごとに多くの釣り人に浸透してきて、今ではシーズンになると狙っている方を多く見かけるようになりました。釣り方は擬似餌のエギを使ったエギングという釣り方。
エサが不要になるため装備が少なくて済むのも魅力的です。最盛期は年によって違いますが大体9月~11月いっぱいぐらいです。前半は小型サイズながらも数釣りが可能で初心者でも高確率で釣ることができ、後半になるほど数は少なくなりますがサイズアップが期待できます。
晩酌に最高!仕事終わりの岸壁でサクッと釣れる
東京湾沿いは三浦~横須賀から始まって北上し、横浜周辺の都心でも手軽に狙えるようになったアオリイカ。リュックに入れられるほどのコンパクトな釣竿を忍ばせておけば仕事終わりにサクッと釣りをすることも可能。
帰り途中に寄り道して2時間ぐらい投げてみると、タイミングさえ合えば3杯ぐらい釣れる可能性も十分あります。とは言え1杯でも釣れれば晩酌には十分。
自分で釣った最高級食材がマズイはずがないですよね。むしろ仕事を頑張った自分にご褒美!やる気になれば連日のように高級食材を口にすることも可能です。そんな至福の時が楽しめるのは秋。初心者にも挑戦しやすいシーズンなので是非トライしてみましょう!
まとめ
今回の記事は参考になりましたでしょうか?
釣りのことや水辺に関することで何か参考になったり話のネタになれば幸いです。
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