自分のことを「いい人だ」と信じて疑わない、おめでたい人たち。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「自分のことをいい人だと信じて疑わない、おめでたい人たち」というテーマでお話したいと思います。
私(竹内成彦)は、性格心理学に詳しいカウンセラーです。
特に、生まれつき性格に詳しい心理カウンセラーです。
そんな私は、人を、9種類のタイプに分けて見ています。これは、人にレッテル貼りをするという意味ではありません。人を、より正しく深く理解するために、9タイプに分けて見ている…ということです。
このあたりに関しては、誤解されてらっしゃる方もいるので、ここで上記のことは、ハッキリと申し上げておきたいと思います。詳しくは、お近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。
さて、世の中には、自分のことをいい人だと信じて疑わない人がいます。
キャラ診断で言うと、お母さんタイプがそうです。人口の4割前後います。
お母さんタイプは、自分はいい人だと確信しているわけですが、それは生まれつき性格のわけですから、そのことを自覚していることは、ほとんどありません。
お母さんタイプは、男性にも女性にもいっぱいいます。彼ら彼女らは、自分のことをいい人だと信じて疑ってないのですが、実際はどうかと言いますと、菩薩様のようないい人ももちろんいますが、とんでもなく悪い人もいっぱいいます。
悪いことをしながら、自分がいい人だと信じて疑ってないなんて、なんか不思議な感じがするのですが、例えば、オレオレ詐欺をやっている人たちは、「騙されるほうが悪いのであって、俺たちは悪くないんだ」なんてことを真顔で言ったりします。
このあたりが、お母さんタイプの特徴、生まれつき性格の面白いところです。
他には、水戸黄門をご覧いただければわかるかと思うのですが、あのドラマには、自分のことを「悪い人だ」、自分のことを「罪深い人だ」と思っている人は、ひとりも出てきません。
黄門さまも助さんも格さんも、うっかり八兵衛さんもかげろうお銀さんも風車の弥七さんも、村娘も悪代官も、皆それぞれが自分のことをいい人だと信じて疑っていません。
これは、脚本家や監督が、共にお母さんタイプであるときによく表れる現象です。
自分のことをいい人だと信じて疑わないこと自体は、生まれつき性格のわけですから、いいことでも悪いことでもないのですが、「世の中には、自分がいい人だと思えない人が、たくさんいるんだよ」ということは、お母さんタイプには、何としても知っておいて欲しい事実です。
お母さんタイプは、自分がいい人だと信じて疑いません。そして、自分がいいと思うことを、自信を持って進めていきます。まるで、お母さんタイプは、ブレーキが壊れたアクセルしかない車のようです。お母さんタイプは、前へ進む力が強く、止まったり振り返ったりすることが非常に苦手です。
お母さんタイプは、前進する力が強いわけですから、今の時代、安全が確保されている日本という国では、成功者になりやすい性格とも言えます。
お母さんタイプには、小さい時からの教育が非常に重要となってきます。「やっていいこと悪いこと」を小さい時から、しっかり繰り返し教えるのです。両親だけの教育では足りません。社会からの教育も必要です。
他のタイプと違って、少々厳しめの教育でも耐えられる、それがお母さんタイプの特徴です。そう、お母さんタイプは、強くて逞しいのです。
あと、お母さんタイプは、自分のことをいい人だと信じて疑いもしないのですが、自分のことを人間として大物だとも思っています。特別扱いされても、オドオドしません。堂々としていられます。
たとえば、お母さんタイプは、横断歩道の歩行者信号がパカパカ点滅しても、焦って走ったりしません。堂々と歩き続けられます。このあたりもお母さんタイプの特徴です。
自分のことをいい人だと信じて疑わない、自分は特別扱いされるに相応しい大物だと思っている。これがお母さんタイプの特徴です。この特徴は、ときに長所に、ときに短所になります。「堂々としていられる、しっかり自己主張できる」という点に関しては、長所になりますが、「態度が横柄、厚かましい」という点に関しては、短所になります。
お母さんタイプは人口の4割前後います。お母さんタイプには、自分がマジョリティであることを自覚しておいて欲しいし、お母さんタイプ以外の方には、お母さんタイプが多いこの世の中を、どう生き抜いていくか? 知恵を絞って欲しいと思います。
自分のタイプを正確に知りたい方は、どうぞお近くのキャラ診断アドバイザーをお訪ねください。
というわけで、今日は、「自分のことをいい人だと信じて疑わない、おめでたい人たち」というテーマでお話しさせて頂きました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。