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フルリノベでリニューアルした「狛江湯」がオシャレ過ぎた

カラーひよこサウナ散歩家

サウナ散歩家のカラーひよこです。都内とその周辺のサウナ巡りが趣味で、これまでに 300 店を数えるサウナ・銭湯・スーパー銭湯を渡り歩いてきました。

今回は小田急線の狛江駅南口から徒歩3分の銭湯「狛江湯」さんをご紹介。3年前に一度訪問しているのですが、今年の4月に大規模な改装を施してリニューアルしたとの事、これがかなり話題になっており、期待 MAX で再訪いたしました。平日にフラフラしている私のような人種には「13 時開店」というのはありがたいです(笑。

かつて入口があった横のスペースはカフェのテーブルとベンチが置かれています。正直、3年前に一度来たきりな事に加えて、リフォームによるあまりの変わりように以前がどうなっていたのかよく思い出せません(笑。

引用:「東京サウナ日記」より
引用:「東京サウナ日記」より

こちらが同じ角度で撮った3年前の入口ですね。このマンション型銭湯になったのが 1992 年で、今回の再リニューアルまで 30 年間をこのマンションで営業していました。

引用:「狛江湯」公式サイトより
引用:「狛江湯」公式サイトより

創業はなんと昭和 29 年(1954 年)。宮造りの建物と大きな煙突。歴史を感じます。。

それが約 70 年後(!)の現在、こうなりました。設計は墨田区錦糸町の超人気銭湯「黄金湯」を手がけた方だそうです。確かに同じテイストを感じます。サウナ利用者が手首に紙テープを付ける式なのと、バーカウンターのような番台でクラフトビールが頼めるところも黄金湯を思い出しました。今回はクルマだったのでビールはお預けでしたが、あの完成度の高いサウナ上がりにクラフトビールをキュッと飲れたら最&高ですね(今調べたらクラフトコーラもあったので飲んでおけばよかった)。

さて、浴室へ入るとまず目に飛び込むのは目隠しの壁で区切られている内気浴コーナーです。奥に向かってととのい椅子が5つ並び、最奥に壁を背にして1つの計6脚。それぞれの椅子の頭上に専用のエアダクトが付いています。一見、吹いているのかいないのかのギリギリのソヨソヨとした「微風」がかなり良かったです。壁にはイス洗い用のシャワーホースが付いてます。

浴槽は入口左手、サウナ室の横に水風呂、左の壁側に高濃度炭酸泉と「あつ湯」槽が並んでいます。炭酸泉は体感 37 度くらいで定員は3人サイズ。体感 42 度くらいのあつ湯の浴槽にはバイブラとジェットが2機。すりガラス窓から注ぐサンサンとした光で湯面がキラッキラに輝いてます。

浴室全体を覆うタイルの薄い緑色が抑制を効かせていて、オシャレながらもトンガリ過ぎず、ふんわりとした感じを作り出しているように思えました。

そしてサウナ利用者に渡される貸しタオルにもある、このタイルのマス目に沿ったデザイン文字。「男湯・女湯」「サウナ」「水風呂」などの全ての表示がこのタイル文字(?)で、全体のコンセプト、統一感を醸し出しています。

サウナマットを手に真新しいサウナ室へ入ると新鮮なヒノキ材の香りが・・やっぱり新品のサウナって最高です。。壁は岩盤浴でよくある、熱を放射する「麦飯石」との事。座席は3段、定員は 10 人くらいの広さでしょうか。背の高いサウナストーブにはサウナストーンがはみ出るくらいに詰め込まれており、その上にはオートロウリュ。テレビ・BGM は無し、明かりは座席の足元に控えめな間接照明。これはいわゆるサウナを「解っている」玄人仕様な造りです。。

室温計は 85 度付近を差していますが、オートロウリュ効果か自分にはアチアチで1セット目は6分で退室。扉を出て左横の炭酸泉で掛け湯してから右横の水風呂への段を上がります。水風呂はやや低め設定で体感 15 度。MAX 4人サイズ、キンキンな冷たさでサウナ同様に回転は早いと思われます。いつものように長水風呂の後に3セット目まで堪能、内気浴イスで 10 分ほど休憩の後、炭酸泉に浸かって本日は終了としました。制限時間の2時間をゆっくりと使い切って大満足です。

以上、大胆リニューアルで生まれ変わった「狛江湯」さんのレポートでした。都内多摩エリアの中ではもちろん、都内全体の中でも最高レベルな銭湯サウナのひとつかと思いますので、機会があればぜひ足を運んで体験してみてください。

今回のサ飯は狛江湯のある狛江駅から新宿寄りにひとつ手前の喜多見駅にある「横浜家系ラーメン 喜多見家」さんで。毎回、サ飯というか「サ麺」になることがほとんどです(笑。大体、目指すサウナのある最寄り駅とその周辺には、私の好きな「二郎系」「家系」「ラーショ系」のどれか一つが必ずあったりします。

券売機左上の「ラーメン」をほうれん草マシで。無料トッピングの玉ねぎを付け、無料のライスは少なめにしました。ここは味玉じゃなくてうずらなんですね。家系に来たらいつものパターンである「麺硬め」「味の濃さ普通」「油少なめ」に。麺はもともと硬め気味のようで、スープはやや薄めですかね。飲みやすくてほぼ完飲してしまいました(汗。2/3 くらい食べ進めたところでお酢を投入して味変。ごちそうさまでした(^人^)

サウナ散歩家

年間約 150 回サウナに入ってます。主に首都圏のサウナを渡り歩いております。たまに出かける旅行も専らサウナ目的。新規に訪問した良サウナ施設を紹介していきます。

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