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「朝日アマ囲碁名人戦全国大会」こぼれ話 女性代表の悩み、最年少10歳の選手の囲碁熱などなど

内藤由起子囲碁観戦記者・囲碁ライター
朝日アマ囲碁名人戦1位から4位までのみなさん。=2021年7月4日、筆者撮影

大関稔アマ名人に北芝礼さんが挑戦する第15期朝日アマ囲碁名人戦三番勝負が7月24、25日の2日間にわたって打たれ、大関アマ名人が2連勝のストレートで防衛しました。

北芝さんが優勝し挑戦者となった第15回朝日アマ全国大会(7月3、4日)に出場されたかたがたのこぼれ話を紹介しましょう。

昨年はコロナ禍で大会がなく、1年ぶりにおこなわれた朝日アマ囲碁名人戦全国大会。

コロナ感染拡大防止のため、そもそも選手を派遣ない都道府県があったり、招待選手の闇雲翼さん(公務員)は職場から出場を止められたり。さらに、大本命とみられた前名人の栗田佳樹さん(招待)が、大学院の試験のため出場辞退となって、だれもが優勝の可能性がある大混戦となりました。

さらに、7月3日は大雨。熱海の土砂崩れなどで新幹線が止まり、到着できない選手も2人出て、50人の出場選手でスタートしました。

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囲碁観戦記者・囲碁ライター

囲碁観戦記者・囲碁ライター。神奈川県平塚市出身。1966年生。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。お茶の水女子大学囲碁部OG。会社員を経て現職。朝日新聞紙上で「囲碁名人戦」観戦記を担当。「週刊碁」「囲碁研究」等に随時、観戦記、取材記事、エッセイ等執筆。囲碁将棋チャンネル「本因坊家特集」「竜星戦ダイジェスト」等にレギュラー出演。著書に『井山裕太の碁 AI時代の新しい定石』(池田書店)『囲碁ライバル物語』(マイナビ出版)、『井山裕太の碁 強くなる考え方』(池田書店)、『それも一局 弟子たちが語る「木谷道場」のおしえ』(水曜社)等。囲碁ライター協会役員、東日本大学OBOG囲碁会役員。

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